『よく眠るための科学が教える10の秘密』リチャード・ワイズマン
本の目次
はじめに さぁ、この本を手にして目覚めよう
1 睡眠は「時計じかけの世界」だった
2 健康でしあわせな、豊かで賢い人になるには
3 老若男女から赤ちゃんまで熟睡のためのノウハウ
4 「夢遊病」と「夜驚症」と「睡眠時無呼吸症候群」と「鼾」の謎
5 睡眠学習、昼寝、居眠りは「脳細胞」を活性化するか
6 フロイトが解読する「夢」の世界は幻だったのか
7 うつ病やストレス解消のための「夢のセラピー」
8 楽しい夢、明晰夢を見るにはどうすればいいのか
おわりに 読み終えたら、静かにおやすみなさい
特別付録 ドナルドと象の、学校での一日
睡眠
睡眠、大切ですよね。
よく眠るには、どうすると良いのか?
本書では、科学的によく眠れるようになるための方法などについて書かれています。
睡眠を改善したい方に参考になる一冊ですね。
ここに注目・言葉・名言
「朝は早く起きすぎないこと
ある研究で、参加者を集めて昼のあいだ普通に仕事をしてもらったあと、夜から朝まで脳の活動をモニターした。その結果、目覚める直前の二時間のあいだに睡眠の二段階目(浅睡眠)が長かった参加者ほど、翌日快調にすごせたことがわかった。しかも人は、早朝に浅睡眠を体験する割合が高い(とくに朝六時から八時までが重要)。というわけで、元気にすごすには、あまり早起きしないほうが良さそうだ。」(p.154)
朝は早く起きすぎないこと
早起きし過ぎないほうが、体調は良いようですね。
早起きを推奨している人も、結構たくさんいるように思いますが、快調に過ごしたいなら、普通に起きたほうが良いようです。
そう考えると、極度の早起きをする必要はないかもしれません。
ちょうど良いくらいで良いのでしょうね。
目標を夢に見ると、達成率がアップする?
「目標について夢に見た人の74パーセントが、実際に目標に大きく近づいたのに対し、そのような夢を見なかった人が実際に目標に近づいた割合は40パーセントにとどまった。こうして私は、夢が実生活を向上させるという初の科学的な証拠を手に入れることができた。」(p.264)
目標の夢を見ると、達成率はアップする
目標についての夢を見ると、達成率がアップするそうです。
これは、すごいですね。
単に、夜に目標の夢を見るだけで目標達成率がアップするわけですから。
意識したことを夢に見やすいようなので、目標を眠る前に思い出すと良さそうですね。
眠っているときに見たものに影響されるということなのでしょうか。
いずれにしても、夢のなかで、目標について見るなり考えるなりできると、達成率がアップするようですね。
取り入れたいと思ったこと
上の2つに合わせて、楽しいことを考えて眠ると、入眠しやすいということも書かれていました。
刺激があまり強いのは良くないようですが、そこそこ楽しいことを考えて眠ると良いようです。
楽しいことを考えながら、眠りたいですね。
あわせて読みたい
『世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』久賀谷 亮
こちらは、休息法ということで、瞑想や休み方について書かれています。
休み方などを知りたい方は、こちらも合わせて読まれると、参考になると思います。
『よく眠るための科学が教える10の秘密』リチャード・ワイズマン
よく眠れると、調子が良いですよね。
逆に、眠れないと、調子はいまいちでしょう。
本書では、よく眠るための科学的な方法が紹介されています。
よく知られていることから、あまり知られていないことまで紹介されていますのでよく眠りたい方は読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆(★4.3)
よく眠るための科学的な方法が紹介されています。
こういうこともあるのだというのがわかりました。
よく眠りたい方、睡眠を改善したい方が読まれると参考になるはずです。
おすすめしたい方
よく眠りたい方。
ビジネスパーソン。
『よく眠るための科学が教える10の秘密』リチャード・ワイズマン
今日の「ビジネス書をチカラに!」
朝は早く起きすぎないこと
朝、早く起きすぎていませんか?