『世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』久賀谷亮
本の目次
先端脳科学が注目する「脳の休め方」
「疲れない心」を科学的につくるには?―脳科学と瞑想のあいだ
「疲れやすい人」の脳の習慣―「いま」から目をそらさない
「自動操縦」が脳を疲弊させる―集中力を高める方法
脳を洗浄する「睡眠」×「瞑想」―やさしさのメッタ
扁桃体は抑えつけるな!―疲れを溜め込まない「不安解消法」
さよなら、モンキーマインド―こうして雑念は消える
「怒りと疲れ」の意外な関係性―「緊急モード」の脳科学
レジリエンスの脳科学―瞑想が「折れない心」をつくる
脳から身体を治す―副交感神経トレーニング
脳には脳の休め方がある―人と組織に必要な「やさしさ」
思いやりのメッタ
脳の休息法
脳を休めるには、どうすると良いのか。
本書では、脳科学と瞑想について書かれています。
マインドフルネスなども紹介されていますので、脳の休息に興味がある方が読まれると、参考になると思います。
ここに注目・言葉・名言
「とにかく脳が疲れているとき
――マインドフルネス呼吸法」(p.20-21)
1 基本姿勢をとる
2 身体の感覚に意識を向ける
3 呼吸に注意を向ける
マインドフルネス呼吸法
椅子に座って、呼吸に注意を向ける。
これで、脳の疲れが取れやすくなるということです。
脳が疲れているときは、脳を使いすぎている。
そういう面はあるでしょう。
呼吸によって、脳をあまり使わない状態にして、疲れを取る。
そんな方法のようですね。
睡眠、運動、食事も
「「結局は脳と心の問題だということですね」
ヨーダは右手を小さく挙げた。
「いや、もちろん認知を変えることがすべてではない。睡眠、運動、食事といった要素が、休息の基礎になることは忘れちゃいかんぞ」」(p.136-137)
心や認知だけではなく
疲れを取るという話だと、脳だけではないですよね。
睡眠、運動、食事も大切です。
身体の問題と考えてみると、変わっていきやすいと、個人的には感じています。
身体の一部としての、脳。
こう捉えて、アプローチすると、疲れにくい脳もできていくのだろうと思います。
全体としてのアプローチ
休息にしても、自分を活かすということにしても、脳や心だけではないですよね。
最高の休息法ということですが、そういう面では、本書はちょっと片手落ちなのかもしれません。
言及はありますが、脳と心が中心なので。
だから、脳に限らず、全体としてアプローチしてみると、休むということも効果的に行いやすいのでしょうね。
取り入れたいと思ったこと
この本の初めのほうに、脳の疲れを取るための7つの方法が紹介されています。
こういった方法を取り入れたいと思いました。
わたし自身は、違うことを考えるようにするとか運動するほうが、効果を感じられます。
悩んでいるときなどは、身体を動かしたほうが、すっきりして良いですね。
だから、あまり最近は、瞑想などを使っていなかったりします。
ということで、やってみようと思いました。
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『世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』久賀谷 亮
疲れを取るための、脳や瞑想などについて書かれています。
こういう方法が、最近流行っているというのはありますね。
知らない方がやってみると有効だと思います。
脳や心の疲れを取りたいという方が読んでみると良いですね。
おすすめ度
★★★★☆
最高の休息法ということで、脳と心の疲れを取るための方法について書かれています。
わかりやすいです。
脳と心の疲れを取りたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
休息法を知りたい方。
ビジネスパーソン。
『世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』久賀谷 亮
今日の「ビジネス書をチカラに!」
心や認知だけではなく、睡眠、運動、食事も大切です
心や脳以外の全体にアプローチする