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『つながる技術 人生を豊かにしてくれる大切なこと』キャスリー・キラム


つながる技術ということで、人とつながることで、人生がどのように豊かになるのかといったことが書かれています。

また、タイプに分けて、つながり方なども説明されています。

『つながる技術 人生を豊かにしてくれる大切なこと』キャスリー・キラム

『つながる技術 人生を豊かにしてくれる大切なこと』キャスリー・キラム

『つながる技術 人生を豊かにしてくれる大切なこと』キャスリー・キラム

目次

◆序 人とのつながりが健康を左右する

◆1章「健康」の意味を再定義する

◆2章 人間関係の謎を解き明かす

◆3章 つながりの健康のスタイルを見極める

◆4章 つながりの健康を最優先する

◆5章 つながる筋力を鍛えよう

◆6章 自分のための小さな1歩がつながりの健康の大きな1歩になる

◆7章 科学者の目でつながりの健康を見極める

◆8章 暮らしている場所でコミュニティをつくる

◆9章 職場やオンラインでつながりを育む

◆10章 みんなで充実した人生を送ろう

◆結び 豊かなつながりがますます大事な時代になってきた


『つながる技術』のここに注目・言葉・名言

「つながりの健康とは何か?

ラッセルの最初に唱えた定義を進化させて現代風に言い換えれば、「つながりの健康とはつながりから生じる健康やウェルビーイングの様相」となります。からだの健康、こころの健康に対して、つながりの健康は人間関係(人とのつながりや絆)についての健康です。この3つの健康は互いに関連し合っています。
たとえ強靱なからだとこころがあっても、大切に思える人間関係や絆がなければ、健やかに生きることはできません。

正面に3本の柱があるギリシャの神殿を思い浮かべてみてください。
神殿が全般的な健康を、3つの柱はそれぞれからだ、こころ、つながりの健康を示します。神殿は3本の柱で支えられています。そのうち1本が弱かったり外れたりすれば、
残りの2本に限度を超える負担がかかり、神殿の建物全体が崩れるリスクが生じます。
他方、つながりの健康が高まれば、からだやこころの健康も高まります。
もちろん、逆も真なりです。
健康を支える3つの異なる柱は、お互いに高め合う関係にあるのです。」(p.26)

つながりの健康

健康を支える3つの異なる柱、からだの健康、こころの健康、そしてつながりの健康ということです。

これらが健康であると、健康に生きやすいということですね。

また、これらは関連しているということです。

本書では、これらのうちのつながりの健康などについて書かれています。

つながることはエクササイズに似ている

「つながることはエクササイズに似ている

つながる筋力を鍛えよう
本書の主要なメッセージの1つは、からだの健康やこころの健康と同じくらいつながりの健康が重要だということです。
つながりや絆とは、エクササイズのようなものだと考えてください。かつて私は、自分に向いているエクササイズを探していろいろ試しました。ジムに通ったり、走ったり、泳いだりしましたし、子ども時代にはヒップホップやテコンドー、ソフトボール、フェンシングもやりました。最近はピラティスとクロスフィットのクラスに週2、3回参加し、1日おきに歩くのがお気に入りのルーティンです。
最初は面倒だと思いましたが、すでに日常の習慣として楽しんでいて、自然に実践できています。今では、しっかりとしたワークアウトを一度も行わない週があると、からだもこころも調子が出ないと感じるほどです。
同じように、自分にとって快適で楽しいと感じるつながり方についても、いろいろと試して確認しましょう。「人それぞれ」の法則を思い出してください。
つながりの健康の好みやパターンは人によって異なります。
108日間の実験を通して、私は毎日、人に優しくすることを実践し、つながるための筋肉を鍛えました。たしかに、ちょっと極端な頻度ではありました。負担が大きすぎて、ずっと続けるのは無理でした。でも、心に豊かな滋養を与えてくれる交流があることを学びましたし、人とつながることを生き方の一部にすると心がけて行動すると、人生が変わりました。」(p.175-176)

つながる筋力を鍛える

つながりや絆とは、エクササイズのようなものということです。

鍛えることができるということですね。

どういう鍛え方をすると良いのかといったことを知りたい方は、
本書を読んでみてください。

つながりにどれくらいの時間を使うのかなども紹介されています。

取り入れたいと思ったこと

「テイラー、ナンシー、ローワンのように、つながりの健康の向上を仕事にするのではなく、自分の生き方として選択している人たちもいます。世の中のつながりや絆をもっと有意義にするために、市役所の職員やCEOにならなければならないわけではありません。」(p.356)

自分なりのつながり方で、つながりの健康を向上していくと良いのだと本書を読んで思いました。

そのための考え方などが説明されているので、参考にしたいと思います。

あわせて読みたい

『科学的に人間関係をよくする方法』堀田秀吾

www.biztikara.com

こちらは、人間関係を良くするための、科学的な方法がまとめられています。
即効性はないかもしれませんが、知らないよりは知っていると変わってくる、そんな方法が紹介されています。
人間関係を改善したいという方は、読んでみてください。

『つながる技術 人生を豊かにしてくれる大切なこと』

おすすめ度

★★★★☆

つながる技術ということで、人とのつながり方などについて書かれています。
つながる健康を改善する方法などを知ることができます。
つながる健康を改善したいという人が読むと、参考になることが見つかるはずです。

おすすめしたい方

つながる健康を改善したい方。
ビジネスパーソン。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

つながる筋力を鍛える

つながる筋力を鍛えていますか?