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『超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」』マルコム・グラッドウェル


ティッピング・ポイントを、さらに深掘りしたような内容になっています。

どのように「限界点」を超えていくのかということを知りたい方が読まれると、参考になることが見つかると思います。

『超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」』マルコム・グラッドウェル

『超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」』マルコム・グラッドウェル

『超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」』マルコム・グラッドウェル

目次

序章 受動態
1 責任を避ける人たち
2「社会的伝染病の原則」を追い求めて

第1部 三つの謎
第1章 犯罪がブームになるとき、ならないとき
第2章 マイアミの問題
第3章 理想から外れることが許されない学校

第2部 ソーシャル・エンジニアリング
第4章 三分の一の魔法
第5章 ハーバード大学女子ラグビーチームの謎
第6章 新型コロナウイルスについてなぜか語られないこと

第3部 空気感
第7章 「ホロコースト」という言葉が使われるようになるまで
第8章 目の前にある大転換点ほど目に見えない

第4部 結論
第9章 空気感、スーパースプレッダー、集団構成

解説 橘玲

『超新版ティッピング・ポイント』ここに注目・言葉・名言

「最終的にほぼ全員の意見が一致した。どんな集団でも、もとは取るに足らない存在であった異質な人々の割合が四分の一から三分の一に達したところで、劇的な変化が起きていた。
上限にちなんで、この現象を「三分の一の魔法」と呼ぶことにしよう。
三分の一の魔法はありとあらゆる場所に出現する。たとえば企業の取締役会だ。今日の経済において最も強大な権力を有する機関である。
有力企業ではたいてい九人前後の経験豊富なビジネスパーソンから成る取締役会を設置し、最高経営責任者(CEO)を指南する。過去を振り返れば、取締役会には男性しかいなかった。ただ少しずつ女性にも門戸が開かれた。
多くの研究で女性が加わると取締役会に変化が生じることが指摘されている。
たとえば女性取締役は答えにくい質問を投げかける、協調性を重視する、他者の話をよく聴く、と。要は「女性効果」が生じるのだ。」(p.154)

3分の1の魔法

異質な人々の割合が、4分の1から3分の1に達したところで、劇的な変化が起こるということです。

全員でなくても良い、半分もいなくて良いということがわかります。

4分の1、もしくは3分の1で良いということです。

9人の取締役会であれば、3人いると変わるということですよね。

集団の3分の1で変わっていくということです。

圧倒的少数者の法則

「だが当局は奇妙な事実に気づいた。第一波の二八人の児童がどのように感染したかだ。その全員がたった一人の二年生の女児から感染していた。しかもこの女児の事例も不可解だった。当局が感染場所として最も可能性が高いと考えていたスクールバスは利用していなかった。また同じく可能性が高いシナリオと考えられていたのは教室内の感染だったが、女児が感染させたのは同じ教室の児童だけではなかった。
一回もの教室の児童に麻疹を移していたのだ。疫学者が麻疹などの疾病の拡散を理解するために使うモデルは、各感染者が誰かにウイルスを移す確率はおおよそ同じという前提に基づいている。だがこの女児はそんな前提を完全に覆した。この不可解な第一波を説明するには、女児が典型的な麻疹患者の一〇倍のウイルスを吐き出していたと考える
しかなかった。
「インデックスケース(初発症例)とその後の感染者では感染力が何倍も
違うという可能性に、私たちは強い関心を持った」と報告書には書かれている。
「強い関心」とは、ずいぶん控えめな表現だ。他者にウイルスを感染させる能力が常人より高い人がいる、という認識が科学界に浸透するまでには長い時間がかかった。」
(p.240)

広める力が強い人がいる

これは、麻疹患者の話です。

ウイルスで、広める力が強い人がいるという話ですね。

これは、ウイルスだけではなくて、話などもそうでしょう。

噂話をすぐに、多くの人に広める人もいる一方で、全く広めない人もいる。

平均で考えるとわからないことではありますが、極端な人もいるということで、少数者が広めることもあるということです。

インフルエンサーなども、そういったものだろうと思います。

取り入れたいと思ったこと

3分の1の魔法は、興味深いなと思いました。

10人前後であれば、3、4人が賛成すると、変わっていくということになります。

自分の考えや方法などを広めるために、数人集めると変わっていく可能性が出てきますよね。

あわせて読みたい

『そのビジネス、経済学でスケールできます。』ジョン・A・リスト

www.biztikara.com

こちらは、ビジネスを拡大、スケールするには、どうすると良いのか。
その考え方や方法などについて、経済学的な観点から書かれています。
ビジネスをスケールさせたい方が読むと、参考になるはずです。

『超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」』

おすすめ度

★★★★☆

「限界点」ティッピングポイントを超えていくために、どうすると良いかについて書かれています。
変化を起こしたいという方が読まれると、参考になることが見つかると思います。

おすすめしたい方

ビジネスパーソン。
経営者。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

3分の1の魔法

3分の1の魔法を考えてみる