『世界のトップスクールだけで教えられている 最強の人脈術』平野敦士カール
『最強の人脈術』の目次
第1章 なぜ人脈がお金よりも資産になるのか
第2章 これが世界標準のネットワーク理論だ
第3章 プラットフォーム戦略という最強の武器
第4章 理論から実践へ――7つのケーススタディ
第5章 超実践「マイプラットフォーム」のつくり方
終章 日本の硬直したネットワークを打ち破ろう
人脈術
人脈術と言うと、金脈という話に似ているからか、あまり良い印象がない人もいるかもしれません。
本書では、ネットワーク理論などから、人脈を考えている一冊です。
『最強の人脈術』:ここに注目・言葉・名言
「「ソーシャルの失敗」を起こさないように、企業は「マネー」ではなく「フレンドシップ」を大切にすべきである、という認識が一気に高まってきたのです。」(p.114)
マネーよりフレンドシップ
人脈という言葉は、人を利用してやろうと考えている感じを受ける人もいるかもしれませんね。
しかし、ソーシャルメディアで、お金を前面に出していると、うまく行きにくいというのが出てきました。
ということで、お金よりも友情。マネーよりフレンドシップ。
関係を作っていくということですね。
人より出世が速い管理職の共通点とは?
「バートは、アメリカの大手情報機器メーカーの管理職248人を対象にした調査から「パーソナルネットワークに遠方の人を数多く含んでいる管理職は昇進が速い」という理論を導き出しました。」(p.72)
弱いつながり、異なる属性、遠い人とつながること
自分と異なる人とつながると、見方が変わって、行動が人と違ってくる。
こういうところがあるからでしょうか。
出世が速くなるというのがあるようです。
類は友を呼ぶと言いますが、出世をしたいのであれば、自分から遠い人とつながってみると、違ってくるかもしれませんね。
思ったこと
人脈、人とのつながり。
結局、関係をどうより良くするかだと思います。
「袖振り合うも他生の縁」なのでしょうね。
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『世界のトップスクールだけで教えられている 最強の人脈術』
人脈。つながり。
自分はどう考えて、どう動くのか。
そういうことを考えたい方が読まれると、参考になることがあると思います。
おすすめ度
★★★★☆
人脈ということを、ネットワーク理論や、プラットフォーム戦略から考えている一冊です。
自分なりに、人脈や人とのつながりを考えるきっかけにすると良いと思いました。
おすすめしたい方
人脈などに興味がある方。
ビジネスパーソン。
『世界のトップスクールだけで教えられている 最強の人脈術』平野敦士カール
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
マネーよりフレンドシップ
人間関係をどうしますか?