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『INNOVATION STACK だれにも真似できないビジネスを創る』ジム・マッケルビー


本書の著者、ジム・マッケルビー氏は、クレジットカード決済をスマホでできるようにするSquare(スクエア)の創業者です。

そのマッケルビー氏が、ビジネスを成功させるための方法として、一つのイノベーションだけではなく、いくつものイノベーションの積み重ねとしてのイノベーションスタックということを書かれています。

『INNOVATION STACK』の目次

はじめに
第1部 完璧な問題を解決する ︱ スクエア社の物語
第1章 起業家と完璧な問題
第2章 ボブとピラミッドたち
第3章 筋を通す
第4章 イノベーションスタック
第5章 ケリをつける
第6章 コピーのコピー
第2部 専門家というウソ ︱ 先人のイノベーションスタックに学ぶ
第7章 レモネード
第8章 どこでも起業家
第9章 バンク・オブ・イタリー
第10章 蹴り出された少年
第11章 雲の神さま
第12章 いつ
第3部 イノベーションの物理学
第13章 スタックの攻撃
第14 章 見えない軍団
第15章 低いけれど、最低ではない
第16章 破壊の破壊
第17章 どんな気分?
第18章 ゼロに逆戻り
謝辞
訳者解説

『INNOVATION STACK だれにも真似できないビジネスを創る』ジム・マッケルビー

ここに注目・言葉・名言

「起業家に会いたければ、ビジネススクールなんかより、アル中かなんかの更生プログラムにでかけるほうがいい。 これはたぶん、回復中のアル中やヤク中のほうが、もっと実態に即したカリキュラムを学習するし、その導きとして平静の祈りを使うからだろう―神よ、自分に変えられないことを受け入れる平静さと、変えられるものを変える勇気と、その両者を見分ける叡智とをお与えください、というやつだ。 これはなかなかよい助言だし、似たような論理が選挙からデートに到るあらゆるものに応用されるのを
見てきた。右翼活動だろうと右からのカードスワイプだろうと、変えられることに専念し、変えられないことを受け入れるのは筋が通っている。実はこの論理はあまりに普遍的なので、世界の文字通りあらゆる問題に適用できる! するとすばらしいことが起こる。あらゆる問題を平静の祈りを通して見ると、問題の中でもごく少数だけが浮かび上がってくる--未解決でありながら、解決するための力と勇気を自分が持っている問題だ。それがその人にとっての完璧な問題だ。」(p.16)

完璧な問題

まだ未解決で、自分が解決するための力と勇気を持っている問題が、完璧な問題ということです。

起業やビジネスにおいて、すでに解決されていることを行っても、あまり価値はないでしょう。

未解決の問題で、自分が解決したい、解決すると意味や価値がある問題に取り組むと、そこには、ビジネスチャンスなどがあるということです。

イノベーションスタック

「ある問題を解決するときの問題は、それが新しい問題を創り出し、新しいソリューションが 必要になって、そのソリューションがさらに新しい問題を創り出すということだ。この問題--ソリューション-問題の連鎖が続くうちに、やがて次のどちらかが起こる。問題の解決に失敗して死ぬか、あるいはすべての問題を解決して、手元に絡み合いながらも独立したイノベーションの集まりが残る。この成功した集まりこそが、ぼくの言うイノベーションスタックだ。」(p.79)

イノベーションは、一つではなく

イノベーションを起こすという話でイメージするのは、たった一つの解決策がうまくいって、成功したという話だったりしないでしょうか。

そういうこともあるのでしょうけれど、そうではなくて、さまざまな問題を解決していく中で、さまざまなイノベーションを起こしていく中で、「完璧な問題」を解決して、ビジネスとして誰にも真似できないビジネスが作られるということです。

これが、本書の主張したいことなのではないかと思います。

取り入れたいと思ったこと

「発明とやり直しの組み合わせだ。 この二つの要素は、見事に補い合う。
何か新しいことを試し、結果を見て、また新しいことを試す。 これで他の支払い産業の会社ではできない問題も解決できるようになった。これはすごい優位性だ。シリコンバレーの決まり文句だけれど、早めに失敗しろ。 ほとんどの新しいアイデアは失敗するか、とんでもない欠点を持っている。クレジットカードのリーダーが実は心拍モニタだったりする。 だったら次のを作れ。今すぐ。」
(p.79)

コピーで解決できない問題は、発明とやり直しで、解決策を作り出していく。

ということです。

ないものは作れ、あるものは真似をする。

こういうことですよね。

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こちらは、ミュージシャンのやり方、考え方から、起業やイノベーションに役立つことについて書かれています。
起業やイノベーションに興味がある方が読まれると、参考になることが見つかるはずです。

『INNOVATION STACK だれにも真似できないビジネスを創る』

 

おすすめ度

★★★★☆

クレジットカード決済Square(スクエア)の創業者、ジム・マッケルビー氏が、イノベーションなどについて書かれています。
イノベーションや起業に興味がある方が読まれると、参考になることが見つかると思います。

おすすめしたい方

ビジネスパーソン。
経営者。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

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