『一流の頭脳』アンダース・ハンセン
『一流の頭脳』の目次
第1章 自分を変える「ブレイン・シフト」
第2章 脳から「ストレス」を取り払う
第3章 カロリンスカ式「集中力」戦略
第4章 「やる気」の最新科学
第5章 「記憶力」を極限まで高める
第6章 頭のなかから「アイデア」を取り出す
第7章 「学力」を伸ばす
第8章 「健康」な頭脳
第9章 超・一流の頭脳
第10章 「一流の頭脳」マニュアル
一流の頭脳
脳について書かれた一冊ですね。
最新の脳科学の知見から、まとめたものということです。
脳科学に詳しくない方で、能力アップなどについて知りたい方が読まれると良いのではないかと思います。
『一流の頭脳』ここに注目・言葉・名言
「最強の脳物質「BDNF」を分泌する」(p.152〜)
「BDNFを増やせる活動は、有酸素運動だ。筋力トレーニングでは、同じ効果が得られないといわれている。BDNFを大量に増やしたければ、定期的に活発に身体を動かすことが好ましく、有酸素運動のうちでもとくに「インターバル・トレーニング」が適している。」(p.156)
脳内物質BDNFを増やすと意欲の低下が防げる
脳内の物質「BDNF」を増やすと、意欲の低下が防げるということです。
そして、このBDNFは、有酸素運動をすることで増やせるということですね。
やる気を減らさないためには、運動が大切ということになります。
面白いですよね。
心や頭の問題が、体の問題になる。
脳は、体の器官なので、そうなるのでしょうね。
『一流の頭脳』「持久力」がIQを磨く
「総合的に見れば、あらゆるデータは同じ結論に行きつく。運動をすれば頭がよくなるのだ。だが、知能指数の高さと相関性があったのは持久力のみで、筋力とは無関係だった。筋力テストの結果だけがよかった新兵は、知能検査ではよい結果を出さなかったのだ。」(p.255)
持久力が高いと、知能も高くなる傾向
持久力が高いと、知能IQも高くなる傾向があるということです。
体と頭脳、知力も関係があるということがわかるというわけです。
脳だけを考えていても、脳力は高まらない。
そういう面があるということなのでしょうね。
いずれにしても、脳の話と、体は関係しているいうことがわかりますね。
取り入れたいと思ったこと
本書では、運動が脳にいいということが、かなりたくさん書かれています。
ここまで書かれると、さすがに運動をしようという気になりますね。
とくに、有酸素運動が良いということなので、ウォーキングなどをやりたいですよね。
あわせて読みたい
『脳の強化書2 アタマがどんどん元気になる!!』
『脳の強化書2 アタマがどんどん元気になる!!』 - ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらの『脳の強化書』では、欲求が減っていくと、脳が衰える。
だから、欲求を引き出すようにする。
ということで、欲求を引き出す「トレーニング」が紹介されています。
脳を鍛えたい方が読まれると、参考になると思います。読んでみてください。
『一流の頭脳』アンダース・ハンセン
運動が脳を鍛える。
といったことが書かれています。
最新の脳科学の知見をまとめたということです。
脳科学に詳しくない方で脳を鍛えたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめ度
★★★★☆
脳と運動。
そういった関係がわかります。
脳を鍛えたいという方が読まれると良いと思います。
おすすめしたい方
脳を鍛えたい方。
ビジネスパーソン。
『一流の頭脳』アンダース・ハンセン
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
最強の脳物質「BDNF」を分泌する
有酸素運動していますか?