やる気が出る脳
やる気が出ない。そんなときはありますよね。
本書では、やる気が出やすくなるような脳になる方法などについて
書かれています。
脳を変えていって、やる気が出やすい脳にする方法などがわかります。
『ぐうたらな自分を変える教科書 やる気が出る脳』加藤俊徳
『やる気が出る脳』の目次
第1章 やる気が出ないのにはワケがある
第2章 やる気を妨げている脳番地を鍛えよう
第3章 やる気は脳覚醒で大きくなる
第4章 やる気を生み出す日常のコツ
第5章 身体を動かすとやる気がついてくる
第6章 やる気の基本は欲求に正直になること
『やる気が出る脳』のここに注目・言葉・名言
「もともとの遺伝による差も一部存在しますが、基本的によく使う脳番地は発達がよく、あまり使わない脳番地は発達が未熟です。
活動的な人は全体的にこの枝振りがよく育っていて、やる気が出ない人は全体的に未発達な脳番地が多くなります。
全体的に未発達ということは、個性らしい個性が育っていないとも言えます。
しかし、この未発達な脳番地を伸ばしていくことで、誰でもエネルギッシュな人になれるのです。」(p.27)
未発達な脳番地を伸ばしていく
脳を鍛える。
脳は変わると言われますよね。
しかし、鍛えていないと、変わらないというか、良くはならないですよね。
ということで、本書では、脳を鍛えて、やる気になりやすい方法などを教えてくれています。
毎日一定以上の距離を歩く
「歩く距離というのは、運動系脳番地の発達にダイレクトに影響します。
スポーツをやっている人なら、3日休んだら身体が重いとかパフォーマンスが出ないというふうに、すぐに自分でわかります。
一般の人はそこまで敏感ではないので、普通に生活しているうちにずるずる鈍くなっていきます。3日、4日と怠けていたら、何か対処しないといけない事態になっても適切な反応はすぐにはできません。
運動系脳番地の発達には身体を動かすことがとても重要ですが、もっとも行動力を支えているのは歩くことです。」(p.191)
歩くことが行動力を支える
今の時代、パソコンやスマホでいろいろなことができます。
そういう意味では、身体を動かさないでもできることは多くなっていると思います。
しかし、そうやって身体を動かさないでいると、行動力が減っていってしまう。
そうなると、いざどこかに行きたいと思っても、億劫になったり、行ってみたらすごく疲れてしまうということになってしまうでしょう。
歩くことが行動力を支えるということです。
ということで、毎日一定以上の距離を歩くことが、やる気や行動力に貢献するということです。
思ったこと
睡眠の大切さについても書かれていました。(p.121〜)
1日7〜9時間は必要だそうです。
そして、6時間睡眠では、かなり差が出てくるようです。
たしかに、6時間だと、集中力が続かない感じはありますよね。
7時間は睡眠時間を確保したいですね。
あわせて読みたい
『一流の頭脳』アンダース・ハンセン
『一流の頭脳』最強の脳物質「BDNF」を分泌するには?アンダース・ハンセン - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ
こちらの本でも、運動が脳を鍛える、といったことが書かれています。
最新の脳科学の知見をまとめたということです。
脳科学に詳しくない方で脳を鍛えたい方が、こちらの本も合わせて読まれると、参考になると思います。
『ぐうたらな自分を変える教科書 やる気が出る脳』加藤俊徳
やる気が出ない人は、脳を鍛えていないからかもしれません。
そんな人で、脳から変わりたいという人は、本書を読んで、実践するとやる気が出ないというのが減るだろうと思います。
ということで、わたしも実践します。
おすすめ度
★★★★☆
脳でやる気が変わる。そういうところもあると思います。
脳を鍛えて、やる気になりやすい人になりたい。
そういう方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
やる気を維持したい方。
ビジネスパーソン。
『ぐうたらな自分を変える教科書 やる気が出る脳』加藤俊徳
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
歩くことが行動力を支える
歩いていますか?