『世界一速い問題解決』寺下薫
『世界一速い問題解決』の目次
第1章 ソフトバンク、ヤフーの社員が叩き込まれる
超速・問題解決の全技術を公開!
第2章 “超速”で「4つのステップ」を駆け抜けろ!
(STEP1)10分で問題の〝背景?を洗い出せ!
(STEP2)20分でゴールを設定し、問題を整理せよ!
(STEP3)30分で問題の全容を「見える化」し、真の原因を突き止めよ!
(STEP4) 解決策は10分で出せ!
第3章 解決策を“超速”で実行し、必ず成果につなげよ!
第4章「他部署を巻き込む問題」は3日で解決せよ!
第5章「会社全体を巻き込む難問」は3ヶ月で解決せよ!
速い問題解決
ヤフー株式会社 ピープル・デベロップメント統括本部 プロフェッショナルトレーナーの寺下薫氏が、問題解決について書かれています。
ヤフーやソフトバンクなどでは、このような感じで、問題解決を行なっているようです。
『世界一速い問題解決』のここに注目・言葉・名言
「問題に直面した後、最初の10分の使い方で、超速で問題を解決できるかどうかの9割以上が決まるといっても過言ではありません。」(p.37)
最初の10分で、問題の背景を洗い出す
問題解決も、最初の10分が大切ということです。
そして、問題の背景、どうしたそうなったのかなどを考えてみるというのが大切ということです。
早く手を付けるというのは、何事も大切なのでしょうね。
問題の場合は、放っておくと、どんどん悪くなっていくということもあるでしょうから、なおさらですね。
情報共有の大切さ
「部門間の協力が進まないもっとも大きな原因は、1つのテーマについて、しっかりと議論していないことから起こる情報共有不足であると私は考えています。」(p.172-173)
部門間の協力には、情報共有が大切
知らないことは、協力しにくいということもあるでしょう。
知らないと、関係ない、当事者ではないということにもなりがちです。
そういう意味でも、情報共有が大切なのでしょう。
とはいえ、共有するのは、意外と難しいことだったりしますよね。
日々の業務があったりして。
ということで、どうやって共有するかといった方法なども書かれています。
知りたい方は、本書を読んでみてください。
取り入れたいと思ったこと
打ち手の優先順位を考えるときに、効果と実現可能性の2軸で考えると良い
ということが書かれていました。
効果が高く、実現可能性が高いものから手を付ける。
こうすると、効率的だということですね。
2つを考えて、実行したいと思います。
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一冊でまとめられているので、これから学びたい方に良いですね。
『世界一速い問題解決』寺下薫
問題を速く解決できるなら、速く解決したいですよね。
ということで、本書では、速い問題解決の方法について書かれています。
チームでの問題解決の方法なども知ることができます。
速くチームで問題解決をしたい方が読まれると、参考になる一冊ですね。
おすすめ度
★★★★☆
問題解決を速く行う。
そのための方法が書かれています。
速く問題解決をしたい方は読んでみてください。
おすすめしたい方
速く問題解決をしたい方。
ビジネスパーソン。
『世界一速い問題解決』寺下薫
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
部門間の協力には、情報共有が大切
情報共有できていますか?