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『全脳エミュレーションの時代(上)(下)』


『全脳エミュレーションの時代』ロビン・ハンソン 

『全脳エミュレーションの時代(上)』
『全脳エミュレーションの時代(下)』 

全脳エミュレーションの時代(上):人工超知能EMが支配する世界の全貌

全脳エミュレーションの時代(上):人工超知能EMが支配する世界の全貌

  • 作者: ロビン・ハンソン,-,小坂恵理
  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
  • 発売日: 2018/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
全脳エミュレーションの時代(下):人工超知能EMが支配する世界の全貌

全脳エミュレーションの時代(下):人工超知能EMが支配する世界の全貌

  • 作者: ロビン・ハンソン,井上智洋,小坂恵理
  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
  • 発売日: 2018/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

『全脳エミュレーションの時代』の目次

第1部 基礎(はじまり
スタイル
フレーミング
前提
実行)
第2部 物理(スケール
インフラ
外見
情報
存在
別れ)
第3部 経済(労働
効率
仕事
ビジネス
成長
ライフサイクル)

第4部 組織(密集
集団
対立
政治
ルール)
第5部 社会学(交配
シグナル
協調
社会
心)
第6部 未来の姿(バリエーション
選択
フィナーレ)

 

全脳エミュレーション

脳の働きをエミュレーションする。

そんなことが可能なのかどうか。

そして、可能だとしたら、社会や時代はどうなるのか。

そんなことを考えて書かれた本です。

脳のエミュレート、シュミレーターの話は、それなりにあると思うのですが、社会や経済などについて書かれているのは、あまり多くはないと思います。

本書は、この点が、特徴ですね。

 

『全脳エミュレーションの時代』のここに注目・言葉・名言

「「全脳エミュレーション」は三つのテクノロジーによって支えられている。
ブレーンスキャナー(脳走査装置)、脳細胞モデル化、信号処理ハードウェア(すなわちコンピュータ)である。」(p.87(上))


3つのテクノロジー

これらの3つのテクノロジーが必要で、しかも、廉価で提供されることが必要
だろうということです。

高価だと、あまり多くは使えないというのもあるでしょうし、
汎用的にはならないでしょう。

 

これらが、一世紀以内には、整うだろうということです。

100年以内には、廉価で提供されてくる可能性はありそうですよね。
最近の、ハードウェアの進歩から考えると。

 

脳のエミュレーション

「本書では、エミュレーションに関して具体的につぎのような前提を立てている。まず、高レベルの空間的・化学的解像度で人間の脳をスキャンしたら、つぎにそのスキャンを、個々の脳細胞の信号処理機能を忠実に再現したモデルと組み合わせる。それからすべての細胞の機能を人工的なハードウェアのなかで再現し、力学的に実行可能であり脳として十分に機能するモデルを構築していく。」(p.88(上))

脳のモデルをハードウェアで再現する

簡単に言ってしまえば、脳のモデルをハードウェアで再現するということだろうと思います。

 

さらに本書では、この先に、AIや体があるかないかなどにも言及されていて、体はあっても良いし、なくても良いということですね。

ロボットの形もあるでしょうし、ネットワーク上であっても良い。

こういうものができたら、人間の脳や心の理解が進むのだろうと思います。

現時点では、脳を観察することがむずかしいので、エミュレーションすることで理解しやすくなりそうですから。

思ったこと

「この新しい世界で成功するためには、時代が求めるものになる覚悟が必要だ。」(p.249(下))

と、本書にあります。

 

これは、全脳エミュレーションの時代でなくても同様だろうと思います。

そして、これからの時代を考えてみて、そこから何をするかを考えて動くというのは有益ですよね。

あわせて読みたい

『脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る』
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【脳と心】『脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る』 - ビジネス書をビジネスのチカラに

脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る

脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る

 

 

こちらの『脳はいかに意識をつくるのか』は、脳の異常から、意識についてアプローチするという話が、本書では書かれています。

異常から考えてみて、通常はどうなっているのかを考える。
そんなアプローチです。

まだまだ、脳についてわかっていないので、意識もまだわかっていないところがありますね。

心もよくわからない。

脳や心に興味がある方が読まれると、興味深く読むことができる一冊です。

 

『全脳エミュレーションの時代』

全脳エミュレーションの時代(上):人工超知能EMが支配する世界の全貌

全脳エミュレーションの時代(上):人工超知能EMが支配する世界の全貌

  • 作者: ロビン・ハンソン,-,小坂恵理
  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
  • 発売日: 2018/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
全脳エミュレーションの時代(下):人工超知能EMが支配する世界の全貌

全脳エミュレーションの時代(下):人工超知能EMが支配する世界の全貌

  • 作者: ロビン・ハンソン,井上智洋,小坂恵理
  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
  • 発売日: 2018/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

脳をエミュレーションする。

そんな時代が来たとしたら、どうなるのか。

ということについて、書かれています。

未来の話なので、想像しにくいところもあるかもしれませんが、考えてみるというのは、有益なのではないでしょうか。

おすすめ度

  ★★★★☆

 脳のエミュレーション。
 そんな時代が来たら、どうなるのか。
 ということが書かれた本です。脳に興味がある方が読まれると、
 面白く読めるのではないかなと思います。

おすすめしたい方

全脳エミュレーションに興味がある方。
ビジネスパーソン。


『全脳エミュレーションの時代(上)(下)』

全脳エミュレーションの時代(上):人工超知能EMが支配する世界の全貌

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

脳のモデルをハードウェアで再現する

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