『できる人の読書術』堀 紘一
『できる人の読書術』 の目次
第1章 二流から一流へ成長する読書術
一流と超一流の差は「洞察力」のあるなし
教養を身につけるには黙って本を読みなさい
3次元的な批判的読書で「考える力」を養う
第2章 AI時代を生き抜くための読書術
読書とはディープラーニングである
読書で「巨人の肩に乗る」
手強い本は始めの40ページだけ我慢
第3章 ほしいと思われる人材になる読書術
読書こそ付加価値のある人間を作り上げる
いまこそリーダーシップが求められる
小説を読めば楽しみながら考える力が培われる
第4章 読書力を引き上げるコツ
独身なら年間50冊、結婚しても年間30冊
「平時の読書法」「戦時の読書法」を会得する
読書のコスパは時間や労力ではなくお金で追求する
第5章 読書こそが私という人間を作ってくれた
[私の読書遍歴3] 東大時代
[私の読書遍歴5] 三菱商事時
[私の読書遍歴6] ハーバード時代
できる人の読書術
ドリームインキュベータの創業者、堀紘一氏の読書術です。
どのように読書することが良いのかといったことが書かれています。
『できる人の読書術』のここに注目・言葉・名言
「本を読んで過去をきちんと学んでおかなければ、巨人の肩に乗って新しいことは成し遂げられない。準備ができている者にしか、チャンスは巡ってこない。読書による知的なウォーミングアップをしていない人間に、できることは限られるのだ。」(p.72)
巨人の肩に乗る
天才の場合は、そもそも巨人というか才能があるので、必要ないことかもしれませんが、凡才や秀才であるなら、やはり読書をすることで、「巨人の肩」に乗ることができる。
というよりも、そうしないと、自分だけでは、かなり限られていますよね。
人から学ぶこと、そのための読書ということですよね。
哲学を学んだ人と学んでいない人
「哲学を学んだ人と学んでいない人では、何が違うのか。
哲学とは、人間の核心に迫ろうとする学問である。哲学を学ぶと人間理解が深まり、考える力が格段に上がる。超一流になるための洞察力も身につく。」(p.50)
哲学は、考える力がつく
哲学の本を読むとわかりますが、みな、何かしらの疑問を解こうという姿勢がありますね。
まあ、断定的に書いているものもありますが。
哲学者は、多かれ少なかれ、みな、探求者なのだろうと思います。
考えてたどり着いたことなどが書かれている。
だから、哲学書を読むと、どんな思考があるのか、どう考えると良いのか、などがわかります。
その過程で、考える力がついていく。
哲学を知ると、考えが変わっていきますよね。
思ったこと
ロングセラーは本質を語るということで、ロングセラーを読むことの大切さが書かれています。
ベストセラーを読んでも良いと思います。
ただ、古典やロングセラーも読まないと、本質的なことがわからないというのはありますよね。
ベストセラーで流行を、ロングセラーで本質をつかむ。
そんな読み方をすると良いと思っています。
あわせて読みたい
『世界のエリートに読み継がれているビジネス書38冊』
グローバルタスクフォース
『世界のエリートに読み継がれているビジネス書38冊』 - ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらの本は、読み継がれているビジネス書が紹介されています。
なぜ、読み継がれているのか。ポイントはどこかがわかります。
ここからさらに気になったビジネス書を読んでみると良いですね。
『できる人の読書術』堀 紘一
堀紘一氏が、できる人の読書について書かれています。
どんな考えで読書していくと良いかなどがわかります。
これから読書したい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめ度
★★★★☆
できる人の読書術。
どんな読書術なのか、知りたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
読書術を考えたい方。
ビジネスパーソン。
『できる人の読書術』堀 紘一
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
巨人の肩に乗る
何をどう読みますか?