売れる広告 7つの法則ということで、売れる広告などについて、テレビ通販から学べることについて、データなどを元に書かれています。
データを元にしている話なので、有効なことが多いのではないでしょうか。
ということで、どうすると売れるようになるかを知りたい方が読んでみると、ヒントなどを得られると思います。
『売れる広告 7つの法則 九州発、テレビ通販が生んだ「勝ちパターン」』
『売れる広告 7つの法則』
第1章 これが、通販の現場で磨き上げられた、通販広告の7つの鉄板法則!(『呼びかけ&問いかけ型導入』
『小公女型商品説明』
『煽り型CTA』
『トリプルリフレイン』
『答え合わせ型街頭インタビュー』 ほか)
第2章 7つの法則から導かれる心理モデルで、ビジネスはもっと拡大する!(7つの法則から導かれる購買心理モデル
通販以外の買い物行動と、「A・I・D・E・A(×3)」モデル
購買心理の本質を押さえ、ビジネスを成功させる)
『売れる広告 7つの法則』ここに注目・言葉・名言
「人は自分のニーズを心のどこかに置き忘れている生き物。だから、モノを売る際には、まずはお客様自身が持つニーズに目を向けさせることが
必要。
そのために有効なのが、「そこの◯◯なあなた!」「こんなニーズ持ってませんか?」という『呼びかけ&問いかけ』型の導入。」(p.40)
「そこの◯◯なあなた!」「こんなニーズ持ってませんか?」という『呼びかけ&問いかけ』型の導入
お客様は、ニーズをいつも認識しているわけではないということです。
そこで、『呼びかけ&問いかけ』型の導入をすると、ニーズに気が付く、自分のことだとわかるということですね。
ここがないので、広告などは、とくに反応がなくスルーされてしまうということになります。
そうならないように、広告に気がついてもらうには、まず、『呼びかけ&問いかけ』型の導入があると良いということですね。
そうやって、まずは自分のニーズに気づいてもらう。
ここができると、広告も、自分のことになるということです。
困った状態を解決してくれるか否か
「人が物を欲しくなる基準は、困った状態を解決してくれるか否か、という点にある。ゆえに商品を説明する際には、どんな状態をどう解決できるのかに主眼を置く。」(p.72)
小公女型商品説明
こんな困った状態が、この商品を使ったら解決できました。
そんな説明が良いということです。
テレビショッピングなどで、膝の痛みが軽減したといった健康食品などの広告がありますよね。
あんな感じの説明があると、困った状況を解決してくれるということで、買おうかなと考え始めるということですね。
逆にそういうのがないと、なんのために買うかというのがないということにもなってしまいます。
そうなると、売れにくい絵dすよね。
取り入れたいと思ったこと
「A・I・D・E・A(×3)(アイデアスリー)」モデル(p.269)
A・I・D・E・Aというステップが紹介されています。
これらを3回繰り返すと良いということです。
詳細は本書を読んでみて欲しいのですが、取り入れたいと思いました。
こういったステップを無意識的に人は行って、購買ということをしているのだろうと思います。
それらのステップをうまく設計できると、商品を買ってもらえるということになるのでしょうね。
あわせて読みたい
『買いたがる脳 なぜ、「それ」を選んでしまうのか?』デイビッド・ルイス
『買いたがる脳 なぜ、「それ」を選んでしまうのか?』デイビッド・ルイス - ビジネス書の書評ブログ:ビジネス書をビジネスのチカラに
脳が、買い物をするときにどのように反応しているのか。
なぜ、その商品を選んだのか。
なかなかわかりにくいことでしょう。
この『買いたがる脳』は、こういうことに興味がある方が読まれると、参考になると思います。
こちらも読んでみてください。
『売れる広告 7つの法則 九州発、テレビ通販が生んだ「勝ちパターン」』
通販広告のプロと心理学者2名が解説ということで、売れる広告について、どんな広告などだと売れやすいのかを説明しています。
ステップなどもわかりやすいので、実践もしやすいと思いました。
売れる広告を考えたい。
そんな方が読まれると、参考になる一冊ですね。
わたしも使っていきたいと思います。
おすすめ度
★★★★☆(★4.3)
広告などで、どう伝えると買ってもらいやすいのか。
そんなことがわかります。
売れる広告について知りたい方が読まれると、参考になるはずです。
おすすめしたい方
広告担当者。
経営者。
『売れる広告 7つの法則 九州発、テレビ通販が生んだ「勝ちパターン」』
電通九州・香月勝行, 妹尾武治, 分部利紘
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
売れる広告 7つの法則 九州発、テレビ通販が生んだ「勝ちパターン」 (光文社新書)
『呼びかけ&問いかけ』型の導入
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