小さな会社の売れる仕組みということで、マーケティングなどの考え方などについて書かれています。
戦略5原則などわかりやすいです。
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- 『小さな会社の売れる仕組み』久野 ⾼司
- 『小さな会社の売れる仕組み』のここに注目・言葉・名言
- 戦略5原則
- 取り入れたいと思ったこと
- あわせて読みたい
- 『小さな会社の売れる仕組み』久野 ⾼司
- 今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
- 『小さな会社の売れる仕組み』の目次
『小さな会社の売れる仕組み』久野 ⾼司
目次
第1章「仕組み」の全体像と3つのルール
第2章 ルール1「戦略設計」戦わずに勝つ市場弱者の戦略
第3章 世界一やさしいフレームワーク「戦略5原則」
第4章「戦略5原則」の実践 強みが見つかる5つの質問
第5章 ルール2「商品設計」売り込まずに売れる商品の作り方
第6章 ルール3「集客設計」マインドフローで整える集客の流れ
第7章 マーケティングとブランディングの関係性
第8章 事例でわかる「小さな会社の売れる仕組み」
『小さな会社の売れる仕組み』のここに注目・言葉・名言
「ルール1「戦略設計」選ばれる理由が必要
3つのルールの中でも一番重要な「選ばれる理由」=差別化コンセプトをつくる領域のお話です。
当たり前ですが、お客様は要るモノは要るし、要らないモノは要りません。
要るモノであったとしても、あなたと似たような商品・サービスを売っている
競合・ライバルが無数にいます。ですから、明確な「選ばれる理由」がなければ、SNSや営業や広告を一生懸命頑張っても選ばれる確率が大きく下がります。
選ぶのはお客様です。
競合・ライバルもあなたと同じように、もしくはあなた以上に資金・人材・時間を注ぎ込み頑張っているので、真っ向負すると、基本的には資本力・ブランドカのある強い競合が勝ちます。」(p.28)
選ばれる理由が必要
似たような商品はありますし、競合もいますよね。
自社だけであれば、選択肢がないので選ばれますが、現実はそういうことはあまりないでしょう。
だから、選ばれる理由が必要ということです。
もし今、選ばれる理由がないのであれば、これを考えていくことが必要になります。
お金などがあれば、広告を大量に注ぎ込んで、ライバルに勝つということも可能ですが、小さな会社であれば、お金や人材は限られていることでしょう。
考えて、選ばれる理由を作りたいところです。
戦略5原則
「原則1 強みが活きる理想のお客様は?
原則2 1が求める価値(目的・ニーズ)は何?
原則3 1が2を求める際に選べる手段・選択肢は?
原則4 1が2を求める際に3ではなく自社を選ぶ理由は?
原則5 1が2を求める際に4を端的にどのように伝える?」(p.79)
戦略5原則を考える
これが、戦略5原則ということです。
パッと読んでわかる人にはわかるかもしれませんし、答えられる人は答えられるかもしれません。
しかし、これだけだとわかりにくいところがありますよね。
そんな方は、本書にあるシートや説明を読んで、答えられるようにしたいといったところです。
ここが明確になると、自社で何をどうやって提供していくのかといったこと
がわかりやすくなって、実行しやすくなると思います。
取り入れたいと思ったこと
戦略5原則を、まずは考えたいですね。
そして、それらを基にして、打ち手などを考えていく。
そのようなことができれば、売れる仕組みができていくのではないかと思いました。
あわせて読みたい
『マーケティング「つながる」思考術』池田 紀行
こちらは、マーケティングの課題や打ち手について書かれています。
これらの中から、自社・自分の課題に合った施策を選んで、実行していく。
そんな使い方をすると良い本だと思います。
『小さな会社の売れる仕組み』久野 ⾼司
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おすすめ度
★★★★☆
小さな会社の売れる仕組みということで、どのようなことを考えると良いのかということが書かれています。
戦略5原則などを考えて、売れる仕組みを作りたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
売れる仕組みを考えたい方
経営者。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
選ばれる理由が必要
選ばれる理由がありますか?
『小さな会社の売れる仕組み』の目次
第1章「仕組み」の全体像と3つのルール
マーケティング戦略思考の基礎は小学生でもわかる
全業種共通! 売れる仕組みを構成する「3つのルール」
売れる仕組みで失敗しないための2つの重要ポイント
第2章 ルール1「戦略設計」戦わずに勝つ市場弱者の戦略
市場弱者のメーケティングは戦略が9割
強制的に比べられて知らない間に負ける
戦略なきマーケティング活動とは?
戦略なきマーケティングの5つのデメリット
戦略とは努力の選択と集中
「3つの要素」の特定で小さな市場のトップになる
お題目ではなく本当のお客様目線で
戦略的なマーケティング活動
戦略的に小さく買って市場を広げる
王道の「STP分析」とは?
第3章 世界一やさしいフレームワーク「戦略5原則」
戦略5原則の基本概念の説明
同じような立地・規模の3つの店舗型カフェ
A店の戦略5原則
B店の戦略5原則
「3つの特定」が「一貫性」を持ったとき勝手にトップになる
特別な強みや圧倒的な差別化はなくても勝てる理由
TTPの危険性――強みは普遍的なものではない
「ターゲット」「ニーズ」「強み」個別に考えると失敗する
無機質なフレームワークで難しく考えるほど失敗しやすい
第4章「戦略5原則」の実践 強みが見つかる5つの質問
戦略5原則をやってみよう
原則① ターゲットの考え方のヒント
原則② お客様の目的(ニーズ)の考え方のヒント
☆お客様から見てあなたは何屋さん?
原則③ お客様の別の選択肢(競合)の考え方のヒント
原則④ お客様が選ぶ理由(強み)の考え方のヒント
戦略5原則はグルグル回す。ピラティス教室の事例
そもそも自分で考えるから失敗する
第5章 ルール2「商品設計」売り込まずに売れる商品の作り方
売り込まずに売れる商品体験の設計
購入を後押しするチカラと購入を妨げるチカラ
商品の役割を3つに分ける
どんな業種でも商品設計の考え方は共通
商品設計の3つのよくある間違い
薄利多売のモデルと厚利少売のモデル
戦略5原則に基づいて商品設計をやってみよう
無料だからこそ良い商品を作る
表面的な課題にアプローチする
高単価にこだわりすぎない
商品設計のアイデアが湧かない場合の対処法!
第6章 ルール3「集客設計」マインドフローで整える集客の流れ
「集客設計」は「戦略設計」「商品設計」と連動する
部分的な集客ノウハウの前に集客の全体像から理解しよう
購買行動モデルとマーケティング・ファネル
集客の課題は7つしか存在しない
最新理論よりも100倍大切な基礎
集客設計と商品設計との関係性
王道的なウェブ集客とリアル集客の流れの構造
集客設計のワーク解説 集客課題を見つける方法
集客の流れは1本ではなく複数本ある
3回縦に分解すると課題が浮き彫りになる
集客課題を見つけるデモンストレーション
期待を大きくするより不安を取り除く
お客様が買わない理由を先回りして対策する
不安や疑問の対策は簡単にできることが多い
お客様の物語の中で改善しなければ意味がない
第7章 マーケティングとブランディングの関係性
3つのルールと売れる仕組みの組み立て方
「車いす専門の美容室」のデモンストレーション
マーケティングの役割の1つがブランディング
一番広いマーケティングの全体像
ウェブマーケティングとデジタルマーケティング
3つのルールとマーケティング全体像
コトラーの王道理論と同じプロセス
大企業と個人・中小企業の決定的な違い
第8章 事例でわかる「小さな会社の売れる仕組み」
事例① 健康食品会社
事例② 個別指導塾
事例③ お花教室専門のオンライン経営スクール
事例④ 整体サロン
事例⑤ 法律事務所