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良い休息とは?『TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術』


戦略的に休息を取ることで、生産性や創造性を取り戻すということが書かれています。

休息などを見直したい方が読まれると、参考になることが見つかると思います。

『TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術』

『TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術』

 

『TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術』
 ジョン・フィッチ、マックス・フレンゼル

目次

プロローグ タイムオフってなんだろう?―WHAT IS TIME OFF?
序章 僕たちは、どこで間違えたのだろう?―WHAT WENT WRONG?
第1章 創造する―CREATIVITY
第2章 休息する―REST
第3章 睡眠をとる―SLEEP
第4章 運動する―EXERCISE
第5章 ひとりになる―SOLITUDE
第6章 内省する―REFLECTION
第7章 遊ぶ―PLAY
第8章 旅をする―TRAVEL
第9章 繋がりを断つ―TECHNOLOGY
第10章 これからの働き方―THE FUTURE OF WORK
エピローグ 僕たちの物語―OUR STORY


『TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術』のここに注目・言葉・名言

「クリエイティブな4つのプロセスとタイムオフ

グレアム・ウォーラスは1858年、イングランド北部のサンダーランドという小さな町で生まれた。オックスフォード大学で教育を受けたあと、学校長を務めた。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの創立者のひとりとなり、1914年に本校のポリティカル・サイエンスの初代教授に就任した。しかし、彼の最たる功績は1926年、彼の晩年に刊行された『思考の技法』(筑摩書房 2020年)だろう。
ヘルマン・フォン・ヘルムホルツやアンリ・ポアンカレ(のちに紹介する)などの仕事の習慣に感銘を受け、クリエイティブなプロセスについて説明したのが本書だ。およそ1世紀前の作品だが、現代のクリエイティビティについての研究者にも大きな影響を与え、学術論文などでも多く引用される。ウォーラスの仮説によると、創造的プロセスは4つのステージに分類できる。

1 準備する:座って一生懸命仕事をしている
2 温める:心と頭を休ませる。違うことに取り組んでみる
3 ひらめく: ずっと待っていた「これだ!」と思える瞬間が訪れる
4 確認する:ひらめきが正しいかを実証する」(p.103-104)

クリエイティブとタイムオフ

4つのステップの2に、温める:心と頭を休ませるというのがありますね。

クリエイティブなこと、アイデアを考えるときなどには、
休むステップがあると良いと言われます。

そういう意味でも、積極的な休みを取ると、生産性などもアップすることに
つながるという話ですね。

回復に向かうための「4つの行い」

「回復に向かうための「4つの行い」

休息について考えるとき、なにを思い描くだろうか? 木陰のハンモック? 「となりの サインフェルド (訳注:アメリカのコメディドラマ)」をイッキ見すること?
 休息とは、ただ休めばいいわけではない。良い休み方がある。 Reddit (訳注: アメリカの 掲示板型ソーシャルニュースサイト)を眺めて3時間 無駄にするのは、昼寝したり散歩することとは違う。生産性を上げるため には、休息の質を高めなければならない。
 そして、体をアクティブに動かすと、休息の質が上がる。それでは、他にどんな休み方をすれば、良い休息が取れたと言えるのだろうか?

アレックス・スジョン キム・パンは『シリコンバレー式 よい休息』
(日経BP 2007 年)で適切な休息と回復のための4つの主な要素をあげている。

・リラックス:心と体をゆっくりさせる。
・コントロール:どのように時間を過ごすか決める。
・マスタリー(習得すること):フロー状態になるようにやりがいのあることをする。 
・ディタッチメント(離れること): 仕事のことを忘れられるくらい没頭する。

つまり、休息はただリラックスすることだと思っているうちは、他の3つの要素を考えられていないわけだ。」(p.154)

良い休息とは?

リラックス
コントロール
マスタリー
ディタッチメント

こういった4つのことが、良い急速だということです。

仕事以外ということで考えたら、趣味に夢中になるというのは、良い休息の一つなのかもしれません。

そういう意味では、読書は、夢中になれるのであれば、休息ということも言えるかもしれませんね。

取り入れたいと思ったこと

また運動や睡眠の大切さについても書かれていました。

運動も、仕事以外ということで言うと、休息なのかもしれません。

運動や睡眠には、メリットがあるということで、行っていきたいですね。

あわせて読みたい

『休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義』
 クラウディア・ハモンド

『休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義』 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ

www.biztikara.com

 

こちらのは、『休息の科学』は休息について、人気の休息は何かを調査しています。
また、適度な休息時間も紹介されています。
休息について、気軽に知りたい方が読まれると、参考になると思います。

『TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術』

おすすめ度

★★★★☆

どのように休むことが、生産性や創造性につながるのか。
そんなことに興味がある方が読まれると、参考になることが見つかると思います。

おすすめしたい方

戦略的に休息したい方。
ビジネスパーソン。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

良い休息とは?

リラックス
コントロール
マスタリー
ディタッチメント

休息を戦略的に取っていますか?