人気の休息は?
世界135カ国18,000人の調査でわかった人気の休息トップ10について書かれています。
意外なことも、休息になるのだとわかります。
『休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義』クラウディア・ハモンド
『休息の科学』の目次
はじめに 休息のすすめ
人気の休息 第10位 マインドフルネス
人気の休息 第9位 テレビ(動画コンテンツ)を見る
人気の休息 第8位 空想にふける
人気の休息 第7位 入浴
人気の休息 第6位 長めの散歩
人気の休息 第5位 特に何もしない
人気の休息 第4位 音楽を聴く
人気の休息 第3位 一人になる
人気の休息 第2位 自然のなかで過ごす
人気の休息 第1位 読書
『休息の科学』のここに注目・言葉・名言
「しっかりと休めていると感じている回答者の幸福度スコアは、休息不足を感じている回答者のスコアの2倍でした。
ただし、休息には最適な長さがあるようなのです。必要以上に長く休息をとると、幸福度スコアは下りはじました。」(p.20)
休息には最適な長さがある
休息には最適な長さがあるということです。
どれくらいかというと、1日5〜6時間ということです。
逆に、6時間以上とると、幸福度スコアは下がるようです。
5時間ほど休息をとると良いようですね。
では、どんな休息をということですが
どんな休息?
「5時間の休息というのは、何も活動しない時間をそれだけ確保しろという意味ではありません。食事をつくったり、週末に走りに行ったりするのが安らげる楽しい過ごし方であり、それを休息時間とみなす人もいるでしょう。この本を通して見てきたとおり、本人が休んでいると思えるのなら、何をしたっていいのです。」(p.327)
休息と思えるならなんだっていい
休息と思えるならなんだっていいということです。
まあ、休息の質というのはありそうではありますが、
テレビを見るというのも、リラックス効果があり、休息として良いということです。
ただ、5時間以上はやめたほうが良いのでしょうね。
休息として、読書が人気1位
「休息調査では、読書はほかのどの活動よりも休息になる活動として認められています。なんと回答者の58%が読書を選択し、その人たちは、人生を楽しむコツを心得ているように見受けられました。」(p.290)
休息としての読書
知識を得るための読書というのもあると思いますが、
楽しむための読書、小説などを読むというのもありますよね。
漫画もあるでしょう。
読書をして、没頭できると、休息になるということです。
思ったこと
休息かどうかは、自分が休んでいると思っているかどうかなのかもしれません。
あまり考え過ぎずにリラックスできることをすると良さそうだと思いました。
そういう意味で、本書を読むと、休息を気軽に考えることができるかもしれません。
あわせて読みたい
『世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』久賀谷 亮
こちらの本は、疲れを取るための、脳や瞑想などについて書かれています。
知らない方がやってみると有効だと思います。
脳や心の疲れを取りたいという方が読んでみると良いですね。
『休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義』
おすすめ度
★★★★☆
休息について、人気の休息は何かを調査しています。
また、適度な休息時間も紹介されています。
休息について、気軽に知りたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
休息について考えたい方。
ビジネスパーソン。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
休息には最適な長さがある
休息していますか?