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『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』荒木俊哉。言語化力をつけるには?


「言いたいことが、うまく言葉にできない……」という人が、言語化力をつけるとうまくいきやすいという話です。

そのためのトレーニングなどについて書かれています。

『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』荒木俊哉

『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』荒木俊哉

『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』荒木俊哉 

目次

第1章 人は「伝え方」より「言語化力」で評価される
・「言いたいことが、うまく言葉にできない…」がなくなる本
・仕事の評価は「どう言うか」より「何を言うか」で決まる
・会議、商談、プレゼン、文書作成…。「あなた独自の視点」が問われる時代 ……

第2章 どうしたら「言語化」できるようになるのか?
・人は無意識に「多くのことを感じている」
・多くを感じているのに、それに「気がついていない」
・「メモ書き」が「無意識の思い」を言葉にしてくれる ……

第3章 瞬時に「言語化」できるようになるシンプルなトレーニング
・瞬時に言語化できるようになる「メモの書き方」
・メモを2分割して「思考」と「理由」に分ける
・一行書いたことを深掘りする「芋づる式言語化思考法」
・制限時間は1枚2分、1日3枚書く ……

第4章 瞬時に「言語化」できるようになるシンプルなトレーニング【実践編】
・【会議】今のチームの課題点は何だと思う?
・【商談】お客様の課題への打ち手は何か?
・【ホウレンソウ】トラブルにどう対処すべきか? ……

第5章 もっと「言語化」できるようになる方法【発展編】
・「経験」=「できごと」+「感じたこと」
・SNSを活用して言語化力を磨く
・会議メモは「問い」にして残しておく

『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』ここに注目・言葉・名言

「「何を言うか」にこそ”あなた独自の視点”がある

では、なぜ、キャッチコピーを作る過程で、「what to say (=何を言うか)」を考えることが大切なのか。なぜなら、「新しい視点」こそが人を魅了し、人を動かすからです。

クルマのキャッチコピーを見た人に「そうか、これまで考えたこともなかったけど、クルマの魅力にそんな視点があったのか」と思わせられたら大成功です。その「独自の視点」こそがキャッチコピーを見た生活者をつき動かします。

それはキャッチコピーだけでなく、普段のコミュニケーションにおいても同じです。」(p.62)

何を言うか?

何を言うかを考えてから、どう言うかを考える。

ということを本書では、言われています。

もっと言うなら、なぜ言うかがあってこその、何を言うか、どう言うかなのだと思います。

「無意識の言葉化」のストックがたくさんある状態

「「瞬時に言葉にできる」状態とは、この「無意識の言葉化」のストックがたくさんある状態だと本書では考えています。

普段から「自分がどう感じているのか」を言葉にしていく。特定のテーマではなく、ありとあらゆるテーマについて言葉にしていく。

あなたならではの思いや意見が言葉の状態で頭の中にたくさん蓄積されることで、たとえば会議でどんな角度の質問が飛んできても、すぐに意見を述べることができるのです。すなわち「量」が「速さ」を生み出していきます。

だからこそ、いかに日頃から言語化する習慣を身に付けられるか。
日頃から言語化できる環境を意図的につくれるか。そこが一番の鍵になってきます。」(p.103)

「量」が「速さ」を生み出す

言葉のストックがたくさんある。

そう言う状態が、瞬時に言葉にできる状態だとのことです。

そのために、日頃からたくさん言葉にしておくと良いということで、本書では、そのトレーニング方法などについて書かれています。

このトレーニング方法を知りたい方は、本書を読んでみてください。

取り入れたいと思ったこと

できるだけ端的な言葉にすると伝わりやすいということです。(p.250)

シンプルな言葉が伝わりやすいのでしょうね。

心がけたいと思います。

あわせて読みたい

『ほしいを引き出す 言葉の信号機の法則』堤 藤成

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こちらの『ほしいを引き出す 言葉の信号機の法則』では、
信号機の赤・青・黄色で、言葉を考えて、行動を促す。
そのような言葉の考え方について書かれています。
伝え方などを知りたい方が読まれると、参考になると思います。

『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』荒木俊哉 

おすすめ度

★★★★☆

思っていることを言語化したい。そういう方が読まれると、トレーニング方法などがわかります。
言語化のトレーニングをしたい方が読まれると、参考になることが見つかると思います。

おすすめしたい方

言語化したい方。
ビジネスパーソン。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

「何を言うか」にこそ”あなた独自の視点”がある

あなた独自の視点は?