『スーパープログラマーに学ぶ 最強シンプル思考術』吉田 塁
本の目次
はじめに
第1章 モデルって何だろう?
第2章 モデルの作り方
第3章 モデルを使うメリット
第4章 よりよいモデルを作るには?
第5章 身近なもののモデルを作る
第6章 モデルを使い倒す方法
第7章 モデルをビジネスに活かす
あとがき
シンプルな思考術
シンプルに考えることができると良いですよね。複雑に考えていると、むずかしくて、行動できなくなったりしてしまいますから。
本書では、プログラマーの吉田塁氏が、思考術について書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「さまざまな意味がある「モデル」という言葉を「複雑なものごとをシンプルに表現したもの」と表すことで、すっきり理解できます。」(p.17)
モデル思考
本書では、モデルで考える、モデル思考とでもいう思考法が紹介されています。
モデルとは、何か?
モデルとは、複雑なものごとをシンプルに表現したものということです。シンプルに表現することで、理解しやすくなる。そういう思考を目指すものですね。
モデルとは型である
「ものごとをシンプルに表現するためには、複雑なものごとから本質を残したまま無駄なものをそぎ落としていくことになります。そして、その結果「型」が残ることになります。その「型」がモデルなのです。」(p.18)
本質を残したもの
複雑なものから本質を残したものが、型であり、モデルということです。
大切なことを残していく、取り出していく。
そういうものが、型になって、モデルになるということですね。
例えば、文章だと、起承転結などが、型であり、モデルであるということです。こういう型を考えることで、シンプルに考えられるわけです。
モデルのメリット
「[モデルがあることのメリット]
1.図解化のメリットを受けられる
2.全体像をつかむことができる
3.論理的に考えることができる
4.発想を広げることができる」(p.46)
モデル化で得られるメリット
モデルで考えることで得られるメリットは、こういった4つのものがあるということです。
見える化ができて、全体像が見えて、論理的に考え、発想を広げられる。
こういうことでしょう。
では、どうやって、モデルで考えるのか。具体的に、このあたりを知りたい方は、本書を読んでみてください。
取り入れたいと思ったこと
モデルで考える、型で考える。シンプルに考える。
このあたりは、以前からやっていますが、さらにやっていきたいと思いました。
型を覚えるというのもありですよね。そうすることで、考えるのが速くなったりもすることでしょう。
こういったことを行って、シンプルに考えられるようにしたいものです。そうすることで、行動も明確になって、成果につながりやすいはずですから。
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『スーパープログラマーに学ぶ 最強シンプル思考術』吉田 塁
シンプルに考えることができれば、時短にもつながりそうですよね。
複雑に考えていたら、時間がかかってしまいますから。
シンプルに考えるための、モデル思考といったことが書かれています。
シンプルに考えたい方は読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
シンプル思考術ということで、シンプルに考える方法について書かれています。
モデルで考えるという方法が紹介されています。
シンプルに考えたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
シンプルに考えたい方。
ビジネスパーソン。
『スーパープログラマーに学ぶ 最強シンプル思考術』吉田 塁
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モデルで考える、モデル思考
モデルで考えてみる