『リーダーの一流、二流、三流』吉田幸弘
『リーダーの一流、二流、三流』の目次
Chpter1 一流の「心得・考え方」とは?
Chpter2 一流の「時間術」とは?
Chpter3 一流の「仕事の進め方」とは?
Chpter4 一流の「上司とのコミュニケーション」とは?
Chpter5 一流の「会議・ミーティング」とは?
Chpter6 一流の「部下育成」とは?
Chpter7 一流の「部下とのコミュニケーション」とは?
Chpter8 一流の「チームづくり」とは?
リーダー
リーダーとしてどうするか。
なかなか難しいのかもしれません。
本書では、どういうリーダーが良いのかということについて書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「三流は、セルフチェックを徹底させ、
二流は、ミスの本質的な原因を突き止め、
一流は、どうする?」(p.68-69)
「一流は、
ミスが起きない仕組みをつくる」
ミスが二度と起きないように
一度のミスは仕方がないでしょう。しかし、同じミスをまたしてしまったら、
時間の無駄にもなるでしょうし、経験から学べていないということでもあります。
そうならないようにどうするか?
ミスが起こらないように仕組みを作ってしまえば、いいですよね。
例えば、自動でできることは、機械などで行うなどすれば、仕事も減るでしょうし、ミスもなくなるでしょう。
そういったところに注力する。
大切ですね。
苦手な仕事や新しい仕事をどうするか?
「三流は、我慢してやり、
二流は、得意な仕事と組み合わせながら進め、
一流は、どうする?」(p.86〜)
「一流は、
他人の知識を借りて進める」(p.89)
自分だけで行わない
自分だけだと、自分でできる範囲のことしかできないですよね。
だから、自分ができること以上のことを行いたいなら、他人の力を借りるということが必要です。
これができると、できることが広がっていきますね。
人の力を借りるのにも、コツがあると思いますが、いずれにしても、人の知識や力を借りると、できることが変わっていきます。
取り入れたいと思ったこと
リーダー論。いろいろありますね。
自分なりに考えてみると良いのでしょう。
そういう意味で、本書を読んでみて、考えてみると良いのでしょうね。
あわせて読みたい:『最高のリーダーは何もしない』
『最高のリーダーは何もしない———内向型人間が最強のチームをつくる!』
藤沢 久美
最高のリーダーは何もしない―――内向型人間が最強のチームをつくる!
- 作者: 藤沢久美
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
『最高のリーダーは何もしない―内向型人間が最強のチームをつくる!』 - ビジネス書をビジネスのチカラに
本書によると、最近のリーダーは、これまでのリーダーとは違っているということです。
リーダーと言っても、自分から動いて引っ張るというよりも、ビジョンを提示して、メンバーがビジョンに向かって自ら動くようにしていくようになっているとのこと。
こういったリーダーが、どういうことを考えて、行動しているかということが本書『最高のリーダーは何もしない』では書かれています。
リーダーは何もしないけれど、メンバーがチームの目標を達成していく。
そういうチームを作るには、どうしたら良いのか。
こちらの本は、こういったことに興味がある方が読まれると、参考になると思います。
ビジョンがチームを引っ張っていく、ますますこれからそういう時代になっていくのでしょうね。
『リーダーの一流、二流、三流』吉田幸弘
リーダーとは?どういう人か。何をすると良いか。
なかなかむずかしい問いかもしれません。
このあたりを自分なりに考えたい方が本書を読んでみて、考えると良いだろうと思います。
そういう中から、自分なりのリーダー像ができて、自分もリーダーシップを発揮して行けるようになっていくというのはありますね。
おすすめ度
★★★★☆
一流、二流、三流のリーダーは、どういう風に違うのかということが、書かれています。
リーダーは、どうすると良いのか?そんなことを考えるために読んでみると良いと思います。
おすすめしたい方
人事担当者。
経営者。
『リーダーの一流、二流、三流』吉田幸弘
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
ミスが起きない仕組みをつくる
ミスが起きない仕組みをつくっていますか?