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【感想】『「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本』徳永 雄一郎


『「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本』徳永 雄一郎

「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本 (講談社現代新書)

「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本 (講談社現代新書)

  • 作者: 徳永雄一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/01/20
  • メディア: 新書
 

本の目次

第一章 現代日本と脳疲労
第二章 脳疲労の見分け方
第三章 脳疲労はなぜ起こるのか
第四章 うつ病にかかったとき――診断と治療のいま
第五章 脳疲労対策とうつ病予防
第六章 ストレスを生み出さない組織になるために

脳の疲労

脳が疲れてしまう。

現代は、そんなところがあるのかもしれませんね。

本書では、脳疲労社会ということで、脳の疲れなどについて書かれています。

ここに注目・言葉・名言

「「脳疲労」という用語を使って、ストレスの研究をされてきた九州大学名誉教授の藤野武彦先生は、脳疲労を「ストレス過多(情報過剰)により脳が正常に機能しなくなった状態」と定義しています。脳疲労の結果、五感と認知の異常が起こり、それぞれに生活習慣病やうつ病発症のメカニズムが働くと述べています。」(p.20)

脳疲労は、ストレス過多の状態

脳疲労は、ストレス過多で脳が正常に機能しなくなった状態ということです。

現代は、情報が多いですよね。

そうなるととストレスになってしまうというのはありそうです。

情報が多すぎて、ストレスになって、それが脳を疲れさせる。

そういう流れがありそうですね。

ストレスと脳

「ストレスが高くなると、副腎皮質刺激ホルモンの過剰分泌が起こり、体内のコルチゾールが増加します。その結果、脳内の海馬の神経細胞の再生が阻害されるため情動などの不調をきたしやすいとされています。」(p.23)

ストレスでホルモンがおかしくなる

ストレスで、ホルモンがおかしくなるようです。

これによって、脳内の海馬の細胞の再生が阻害されて、不調につながっていく。

こういう流れがあるようですね。

どうストレスを扱うか。現代に生きるには、考えて対策を持っておきたいところでしょう。

取り入れたいと思ったこと

「脳疲労を防止するためには、70パーセントのエネルギーを会社で使い、30パーセントのエネルギーを家庭のために残すことを提案します。」(p.169)

ということで、余力を残すということが大切ということです。

上の割合は、その人それぞれあると思いますが、余力がないと、継続していくのはむずかしいですよね。

毎日疲労困憊ということだと、パフォーマンスを維持できないでしょう。

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『なんでもホルモン 最強の体内物質が人生を変える』伊藤 裕 - ビジネス書をビジネスのチカラに

体内物質のホルモンについて書かれています。

人体のホルモンについて知りたい方は、合わせて読んでみてください。

『「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本』徳永 雄一郎

ストレスや疲労。

情報過多で、脳が疲れている。

そういう時代なのかもしれません。

脳疲労やストレスについて考えたい方は読んでみてください。

おすすめ度

  ★★★★☆

脳疲労社会ということで、脳の疲れがストレスから来るということが書かれています。
ストレスや脳疲労などに興味がある方が読まれると、参考になると思います。

おすすめしたい方

脳疲労などを考えたい方。
ビジネスパーソン。

『「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本』徳永 雄一郎 

「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本 (講談社現代新書)

「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本 (講談社現代新書)

  • 作者: 徳永雄一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/01/20
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