ミュージシャンだったデレク・シヴァーズ氏は、「CDベイビー」というサイトを立ち上げて2200万ドルで売却しています。
シヴァーズ氏が、その起業やビジネスについて書かれています。
TEDトークなどでも話題になったことのある著者の考える、ビジネスや起業というものがわかる一冊です。

- 『エニシング・ユー・ウォント: すぐれたビジネスはシンプルに表せる』デレク・シヴァーズ
- 『エニシング・ユー・ウォント』のここに注目・言葉・名言
- シェア型のビジネス
- 取り入れたいと思ったこと
- あわせて読みたい
- 『エニシング・ユー・ウォント: すぐれたビジネスはシンプルに表せる』
『エニシング・ユー・ウォント: すぐれたビジネスはシンプルに表せる』デレク・シヴァーズ
目次
10年分の経験を1時間で
何を羅針盤にするか?
自分のCDを売りたかっただけ
「完璧な世界」を前提にしてみる
数字2つだけのビジネスモデル
これは革命ではない
『エニシング・ユー・ウォント』のここに注目・言葉・名言
「「事業を拡大してほしい」と答える顧客はまずいないはずだ。顧客は企業に、「自分のほうをもっと見て、もっと良いサービスを提供してほしい」と考えている。
意外に思えるかもしれないが、既存の顧客へのサービスの向上に全力を注げば、ビジネスは成長する。顧客を喜ばせることだけを考えよう。そうすれば、顧客が良い評判を広げてくれる。」(p.30)
顧客を喜ばせる
ビジネスを拡大したい、売り上げを増やしたい。
そう考える、経営者や起業家は多いのではないでしょうか。
一方で、企業に拡大して欲しいと考えている、顧客、ユーザーは多くはないでしょう。
経営者と顧客で、ずれていますよね。
既存の顧客へのサービスの向上に全力を注げば、ビジネスは成長するということです。
シェア型のビジネス
「シェアすることから始めよう
僕がこれまでにしてきたビジネスはすべて、コープ(co-op)/シェア型のモデルだ。その仕組みはこうだ。
1 自分がすでに持っているもので、人々が欲しがるものは何かを考える。
それは何か持ち物かもしれないし、知識かもしれないし、何らかの資源や場所、人にアクセスできることかもしれない。
2 その何かを、それを求めている人たちとシェアする方法を見つける。
営利目的に限らず、友人のために無償でシェアしてもいい。そうすることが正しいと思えるというだけで、十分な理由になる。
3 それを続けていくのが大変なら、持続させるために、労力に見合うだけの対価を請求する。」(p.35)
自分が持っているもので、人々が欲しがるものを考える
まず、自分が持っているもので、人々が欲しがるものを考えて、それらをシェアする、提供する。
次に、持続させるために、労力に合った対価を請求する。
このような方法で、ビジネスなどにしていったということです。
とてもシンプルですよね。
いずれにしても、まずは、自分が持っているもので、人々が欲しがるものを考えるところからということですね。
取り入れたいと思ったこと
「カスタマー・サービスは、できる限り最小限に抑えておくべきコストではない。
営業と同じく、会社に利益をもたらす大きな役割を担っている。だから、カスタマー・サービスには最高の人材を配置すべきだ。
人当たりが良く、共感力のある人を採用し、顧客に満足してもらうために必要な時間やリソースを与えよう。カスタマー・サービスの業務が忙しくなりすぎ、顧客とのコミュニケーションが雑になってきたら、人を増やそう。
カスタマー・サービス担当者を増やすことには、十分な価値がある。既存顧客からさらに多くの売り上げを得るほうが、新規顧客を獲得するよりも簡単だ。
新しい顧客を得ることに躍起になる企業は多いが、既存の顧客を喜ばせ続けるほうが、投資効果が高いのだ。」(p.72)
カスタマー・サービスには最高の人材を配置すべき。
なぜなら、既存の顧客を喜ばせ続けるほうが、投資効果が高いから。
あわせて読みたい
『創造思考: 起業とイノベーションを成功させる方法はミュージシャンに学べ』
パノス・A・パノイ, R・マイケル・ヘンドリックス
こちらは、ミュージシャンのやり方、考え方から、起業やイノベーションに役立つことについて書かれています。
起業やイノベーションに興味がある方が読まれると、参考になることが見つかるはずです。
『エニシング・ユー・ウォント: すぐれたビジネスはシンプルに表せる』
おすすめ度
★★★★☆
ミュージシャンだったデレク・シヴァーズ氏が、自身の起業やビジネスについての考え方などを書かれています。
シンプルな考え方で、言われてみればと思いますが、意外なところもあるので参考になるはずです。
おすすめしたい方
ビジネスパーソン。
経営者。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
自分が持っているもので、人々が欲しがるものを考える
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