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フレームワークで考える『ビジネスフレームワークの教科書  アイデア創出・市場分析・企画提案・改善の手法 55』


ビジネスフレームワークということで、ビジネスで使えるフレームワークを55個紹介されています。

アイデア創出や市場分析、企画提案、改善の手法などです。

『ビジネスフレームワークの教科書  アイデア創出・市場分析・企画提案・改善の手法 55』

『ビジネスフレームワークの教科書  アイデア創出・市場分析・企画提案・改善の手法 55』

『ビジネスフレームワークの教科書 アイデア創出・市場分析・企画提案・改善の手法 55』

目次

第1章 アイデアをつくる
第2章 ニーズを見つける
第3章 分析・検証する
第4章 企画する
第5章 プレゼンする
第6章 改善する

『ビジネスフレームワークの教科書』のここに注目・言葉・名言

「9Windows(9画面法)」(p.99)

「9Windows (9画面法)は、設定したテーマ(観察対象)を基準にして「なぜその事象が発生しているのか」「今後どうなっていくのか」ということを、環境的背景や技術的背景の変化を踏まえながら、質の高いアイデアを創出する分析手法です。
テーマを取り巻く「要因」「背景となる環境」「利用する技術・サービス」と、その要因や背景から起こりうる「結果」を時系列に沿って考えます。」

3x3マスで

3x3マスの9マスで考えて、横軸に「過去、現在、未来」、縦軸に「上位システム、システム、下位システム」を書いて、考えていく方法です。

システムとは、要素の集まりとして機能しているものということです。

例えば、運送や政治なども一つのシステムとして考えられます。

今後どうなっていくのかを考えつつ、その中で、アイデアなどを考える方法ということです。

ビジネスフレームワークの一つですね。

STP+4P分析

「「STP分析とは、自社の商品やサービスを投入する市場に関する環境分析や市場機会の発見を行う、マーケティングで最初に行う分析手法です。STPはそれぞれセグメンテーション(Segmentation)、ターゲティング(Targeting、ポジショニング(Positioning)の3つの用語の頭文字です。
この手法では、S→T→Pの順で検討を進めます。特定の市場を顧客層で細分化(セグメンテーション)し、そこで狙いたい顧客層を絞り込み(ターゲティング)、他社と差別化した立ち位置を取ること(ポジショニング)を考えます。」
(p.207)

「4P分析とは、マーケティングを実践するうえで必須の4つのP(Product、Pricc、 Place, Promotion)について、それぞれの関係性を意識しながら施策を検討するための分析手法です。これらの4つの要素は相互に関連するため、それぞれを個別に検討する
のではなく、全体を見ながら検討する必要があります。そうすることで、売れる仕組みを作ることができます。せっかくよい商品・サービスを作っても、価格や流通チャネル(販売店舗)が不適切だと、あまり売れなかったり、利益を得られなかったりします。
また、広告宜伝が不適切だと、本来の顧客に商品・サービスの存在を伝えることもできません。」(p.208)

マーケティングのフレームワーク

STP+4P分析は、マーケティングのフレームワークです。

知っている方も多いのではないでしょうか。

ただ、マーケティングを知らない人にとっては、知らないことだったり、考えたこともないフレームワークかもしれません。

このあたりを考えた上で、マーケティングを行うことで、うまくいきやすくなりますね。

行き当たりばったりではない、施策を打ちやすくなります。

フレームワークを知ることのメリットは、こういったところにありますよね。

取り入れたいと思ったこと

他にも、ERRCグリッド

Eliminate(取り除く)
Reduce(減らす)
Raise(増やす)
Create(創造する)

といった、フレームワークが全部で55個紹介されています。

それらを何か考える際に。適宜使っていきたいと思いました。

あわせて読みたい

『グロービスMBAキーワード 図解 基本フレームワーク50』グロービス

www.biztikara.com

こちらも、基本的なビジネスのフレームワークが50個紹介されています。
図解で解説されているので、わかりやすいです。
フレームワークを知りたい方が読んで使ってみると良いと思います。

『ビジネスフレームワークの教科書 アイデア創出・市場分析・企画提案・改善の手法 55』安岡寛道,富樫佳織,伊藤智久,小片隆久 

おすすめ度

★★★★☆

ビジネスのフレームワークを55個紹介されています。
まとめて知ることができるので便利です。
フレームワークをビジネスなどに活用したい方が読まれると、参考になると思いますし、活用したいですね。

おすすめしたい方

ビジネスパーソン。
経営者。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

ビジネスでもフレームワークを活用する

フレームワークを使って考えていますか?