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『理想のチームプレーヤー――成功する組織のメンバーに欠かせない要素を知り、成長・採用・育成に活かす方法』


理想のチームプレーヤー

仕事は、チームで行うことが多いでしょう。

一人でというのは、意外と少ないと思います。

 

本書は、チームプレーヤーに必要なこと、そして、そのようなチームプレーヤーを育てたり、採用するにはどうしたら良いかということが書かれています。 

『理想のチームプレーヤー――成功する組織のメンバーに欠かせない要素を知り、成長・採用・育成に活かす方法』

パトリック・レンシオーニ

 

目次


第一部 寓話
●第一章 状況
●第二章 診断
●第三章 発見
●第四章 実行
●第五章 指標

第二部 モデル
●第一章―理想のチームプレーヤーの三つの美徳
・三つの美徳の定義
・このモデルの由来
●第二章 理想のチームプレーヤー・モデル
・カテゴリー
●第三章 実践
・実践1:採用
・実践2:現在の社員の評価
・実践3:一つか二つの美徳に欠けている社員の育成
・実践4:組織カルチャーへの組み込み
・「チームの五つの機能不全」と「理想のチームプレーヤー」の関係

『理想のチームプレーヤー』ここに注目・言葉・名言

「謙虚で、ハングリーで、スマートな人だけが、こうした行動を大がかりなコーチング抜きに取ることができます、三つの美徳を持ち合わせていない人は、それに比べてかなり多くの時間と、注意と、忍耐がマネージャーに必要になる。」(p.230)

謙虚で、ハングリーで、スマートな人

謙虚で、ハングリーで、スマートな人。

こういった人が、理想のチームプレーヤーということです。

ただ、なかなかこういう人は多くはないのではないでしょうか。

3つを備えているという人は、稀なのかもしれません。

しかし、それでも、マネージャーが改善の方向に向かわせるということもあるということも書かれています。

一つか二つの美徳に欠けている社員の育成

「三つの美徳について、リーダー(もしくはメンバー)が、部下の(もしくは自分自身の)相対的な弱みを明確に認識したら、改善のプロセスに移ることができる。」(p.278)


リマインドするリーダーが必要

改善のプロセスには、メンバーに絶えずリマインドするリーダーが必要ということです。

謙虚さ、ハングリーさ、スマートさを思い出させるということですね。

改善には、こういった人や仕組みが必要なのだと思います。

なぜなら、人は忘れてしまうというのが大きな理由ですね。

だから、リーダーが、思い出せるようにする。

これが、改善には必要ということです。

取り入れたいと思ったこと

期待する行動を明確にする(p.290)

リマインドする際に、期待する行動を明確にしておかないと、何を思い出したら良いのかわかりません。

それでは、リマインドできませんし、伝えることもできませんよね。

必要な行動を明確にしておきたいですね。

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こちらは、幸せな職場について書かれています。

幸せな職場で働けると良いですよね。
そんな職場は、どういう感じなのか。

といったことに興味がある方が読まれると、参考になることが見つかると思います。

 

『理想のチームプレーヤー――成功する組織のメンバーに欠かせない要素を知り、成長・採用・育成に活かす方法』

おすすめ度

  ★★★★☆

 成功する組織のメンバーに必要な要素、そして、それをどう育成するのかといったことが書かれています。
 リーダーや経営者が読まれると、参考になることが見つかると思います。

おすすめしたい方

人事担当者。
経営者。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

謙虚で、ハングリーで、スマートな人

謙虚で、ハングリーで、スマートですか?