『幸せな職場の経営学』前野 隆司
『幸せな職場の経営学』の目次
第1章 どんな職場が「幸せ」なのか
第2章 ウェルビーイング第一主義が世界を変える
第3章 幸せな職場の実践例
第4章 職場の悩みQ&Aすべての組織は幸せになれる!
第5章 実践編・職場で今すぐできる幸せのレッスン
第6章 働き方の未来
幸せな職場
職場が幸せだと良いですよね。
本書では、そんな幸せな職場について書かれています。
幸せな働き方などに興味がある方が読まれると、参考になることが見つかると思います。
『幸せな職場の経営学』:ここに注目・言葉・名言
集団にフォーカスしたウェルビーイング向上法
「チームメンバー全員で「本質的なこと」を話し合う
↓
チーム全体に信頼が生まれ、同じゴールを目指すことができる」(p.57)
本質的なことを話し合う
対話が重要で、なかでも、「本質的なこと」を話し合うと良いということです。
信頼が生まれて、同じゴールを目指しやすいということですね。
大切なことを話さないでいると、当たり障りのない関係とはなるのでしょう
けれど、それは信頼ができるかどうかというと、なかなかむずかしい。
やはり本質的なこと、大切なことを話さないと、協力し合うのはむずかしいのでしょうね。
仕事へのワクワク
「私の教える学生の一人は今、「仕事におけるワクワク」の研究をしています。
日本で働くビジネスパーソン1000人に対して行った彼の調査によると、「仕事上のことで、1日1回以上ワクワクする人」は5%しかいなかったのに対して、「仕事上のことで、1年に1度もワクワクしない人」は30%もいました。」(p.154)
仕事で、1年に1度もワクワクしない人は30%
仕事で、毎日ワクワクする必要はないかもしれません。
しかし、1年に1度も、楽しめるというのか、ワクワクできないというのは、仕事が面白くないということなのかもしれません。
うれしいようなことがないのか、やりたくない仕事をやっているのか、安定しているルーティンをやっているのか。
ちょっとこれだけではわかりませんが、1年に1度もないという人が30%いるというのは、「幸せ」とは離れていそうですよね。
そして、こちらも、改善するには、信頼と対話が大切ということです。
『幸せな職場の経営学』で取り入れたいと思ったこと
本質的な対話。
意外とできないのではないでしょうか。
そんな対話ができる時間があると良いのでしょうね。チームを作るときには、考えたいことですね。
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こちらの本は、信頼の要素によって、組織やチームの成果が変わって来るということがわかります。
脳科学などと合わせて書かれているので、そのあたりも考えたい方が読まれると参考になる一冊です。
『幸せな職場の経営学』前野 隆司
幸せな職場で働けると良いですよね。
そんな職場は、どういう感じなのか。
といったことに興味がある方が読まれると、参考になることが見つかると思います。
おすすめ度
★★★★☆
働くのであれば、幸せな職場で働けたほうが良いでしょう。
少なくとも、不幸な職場で働きたいという人は多くないと思います。
そんな職場に興味がある方が読まれると良いですね。
おすすめしたい方
人事担当者。
経営者。
『幸せな職場の経営学』前野 隆司
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
本質的なことを話し合う
本質的なことを話し合っていますか?