自分への質問ということで、自問ということですよね。
本書では、その自問を夜に眠る前に行って、頭などを整理するなどするといったことが書かれています。
目次
第1章 眠る前の3分の質問があなたを変える
1 自分への質問は、自分を知る最強のツール
3分の 2 質問で気持ちをコントロールする
3 夜の質問が果たす2つの役割 ~確認とエール~ など
第2章 人間関係を好転させる質問12
第3章 自分を成長させる質問 12
自信を持ちたいときの質問/変わる勇気を持ちたいときの質問
第4章 うまくいかない状況を変える質問 10
ピンチを乗り切りたいときの質問/限界を感じてしまったときの質問
第5章 チャンスや幸運をつかむ質問 10
チャンスをつかむ質問/今を好転させる質問
付録 心にゆとりを生む朝の質問・いいことを引き寄せる昼の質問
『明日、いいことが起きる眠る前の自分への質問』臼井由妃
ここに注目・言葉・名言
「「自分への質問」は、単に答えを導くものではないことがイメージできたのではないでしょうか。
私は、「自分への質問」には、様々な役割と力があると考えています。
主なものをあげると、次の2つです。
1 確認
2 エール」(p.32)
質問には、確認とエールが
質問で確認すると言うのはありますよね。
お元気ですか?など。
それだけではなくて、エール、応援の意味もあるということです。
自分へのエールという意味だと、いいところを認めて、明日へ向かう原動力になるような質問をすると良いということです。
例えば、「行動力があるから、失敗もするんだよね?」といったような質問です。
質問のやり方
「また、質問のやり方も大切です。
夜、すべての用事を終えて眠りにつく直前、パジャマやジャージなど、ゆったりとした服装に着替え、ご自分が落ち着く姿勢になります。
ソファに座ってもいいですし、ベッドの中に入ってからでもいいでしょう。
部屋の照明はできるだけ暗めにして、室温は暑すぎず、涼しすぎずの適温にします。音楽をかけてもいいですが、できるだけ静かなものを選びましょう。
準備が整ったら、最初の3日は次の質問を問いかけてみてください。
「今日1日、あなたは楽しく過ごせましたか?」」(p.49)
「今日1日、あなたは楽しく過ごせましたか?」
最初の3日は、こんな質問から始めると良いということです。
楽しいことがあったら良いですよね。
思い浮かばなかったら、「本当にありませんでしたか?」と再度考えてみて、自分が今日どのように過ごしたかを思い浮かべてみると、意外と見つかるかも、ということです。
これを3日ほどやったら、本書で紹介されている、他の質問を問いかけてみて、エールなどにすると良いということです。
取り入れたいと思ったこと
「あなたを元気にしてくれる言葉は何ですか?」(p.106)
例えば、こんな質問ということです。
言葉で元気になる、言葉がエネルギーになるというのはありますよね。
そんな言葉を考えてみて、メモなどしておいて、元気になれると良いですね。
あわせて読みたい
『問いかける技術——確かな人間関係と優れた組織をつくる』
エドガー・H・シャイン
『問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくる』 エドガー・H・シャイン - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ
こちらの本では、問いかけの技術について書かれています。
とくに、謙虚な問いかけということがわかります。
問いかけの技術を知りたい方が読まれると、参考になると思います。読んでみてください。
『明日、いいことが起きる眠る前の自分への質問』
おすすめ度
★★★★☆
眠る前の自分への質問ということについて書かれています。
自分を元気にするような、そんな質問などについて考えたい方が読まれると参考になることが見つかると思います。
おすすめしたい方
質問などについて考えたい方。
ビジネスパーソン。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
質問で、元気になる
あなたを元気にしてくれる言葉は何ですか?