『問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくる』
エドガー・H・シャイン
問いかける技術
問いかける技術ということで、質問の技術について書かれています。
問いかけの仕方で、人間関係や組織が変わってくるということです。
▼ ここに注目 ▼
「私が本書で語ろうとしている「問いかける」という行為は、相手に対して興味や好奇心を抱くという態度から導かれるものなのだ。そこには、もっと率直に語り合えるような関係を築きたいと願う気持ちが含まれている。」
(p.49)
問いかけるという行為
問いかけるというのは、相手に興味や好奇心があるということを示すものということです。
逆に言うと、問いかけないと相手に興味や好奇心がないと示していることにもなります。
問いかけから、関係が始まるということはありますね。
4種類の問いかけ
「1 謙虚な問いかけ
2 診断的な問いかけ
3 対決的な問いかけ
4 プロセス指向の問いかけ」(p.84)
問いかけの種類
問いかけには、このような4つの種類があるということです。
問いかけによって、関係の作られ方も、得られることも違うとのこと。
本書では、「謙虚な問いかけ」ということを、とくに掘り下げています。
それぞれの問いかけがどう違うのか。
知りたい方は、本書を読んでみてください。
▼取り入れたいと思ったこと
話すことも価値があるわけですが、問いかけにも価値がある。
そういうことが、あらためてわかります。
問いかけの技術を取り入れたいと思いました。
良い問いかけが始まりのきっかけに
良い問いかけが、新しい関係や組織のきっかけになる。
そいうことがわかります。
問いかけるというのは、意外とやらないものではないでしょうか。
一方的に話す。もしくは、聞いているだけ。
そういう関係を変えていく。そのきっかけが、問いかけということです。
問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくる
問いかけ。
本書では、この技術について書かれています。
とくに、謙虚な問いかけということがわかります。
問いかけの技術を知りたい方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則』
エドガー・H・シャイン(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
問いかける技術について知りたい方。
ビジネスパーソン。
★『問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくる』
エドガー・H・シャイン
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
問いかけは、相手に興味や好奇心があるということを示すもの
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