『逆境を生かす人 逆境に負ける人』アル・シーバート
著者からのメッセージ
逆境の中でも、あなたが貴重な知恵を学ぶことができるとすれば、それは本当に最悪の状況ではないはずだ。絶対に自分からは望まないようなひどい状況の中でも、少しでも望み通りに状況を変えていく、という力は私たちの中にある。
私があなたにどうしても伝えておきたいメッセージは、大事なのは状況そのものではない、ということだ。その状況においてあなたが何をするかが、はるかに大事なのだ。
本の目次
はじめに
プロローグ 心に弾力性のある人がうまくいく
ステップ1 ストレスを味方にする
ステップ2 問題解決のスキルを学ぶ
ステップ3 柔軟な考え方を身につける
ステップ4 逆境を成長のチャンスにする
訳者あとがき
逆境を生かす
『凹まない人の秘密』の改訂版です。
逆境をどうするか。いつもうまくいくということは、滅多なことではないですよね。
うまくいっていないとき、そこで差がついていくでしょう。
本書では、逆境のときの考え方などが書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「心に弾力性がある人は挫折や困難を乗り越え、しかもそれによって成長する。そして、誰でも弾力性は身につけることができる。」(p.18)
逆境を乗り越えることで成長する
逆境を乗り越える。そうすることで成長することができるということです。
それはそうですよね。
逆境を乗り越えるのは大変ですし、それを乗り越えられれば、多少のことではゆるがなくなっていくでしょう。
そして、それは、弾力性があるかどうかということと関わっているということです。
弾力性を身につけられるかどうか、ここがポイントになるわけです。
心の弾力性を持つために実行すべき4つのステップ
「これからの話はピラミッド型の階層になっている。ステップ1から4の順で、上に積み重なっている。ステップ1から4の順で、上に積み重なっていくものだと思っていただきたい。
ステップ1 ストレスを味方にする
ステップ2 問題解決のスキルを学ぶ
ステップ3 柔軟な考え方を身につける
ステップ4 逆境を成長のチャンスにする」(p.35)
ステップを踏んでいく
心の弾力性をつけるためには、こういったステップを踏んでいくと良いということです。
まずはストレスの対処法を学んで、問題解決のスキルを身につける。
それから、柔軟な考え方をして、逆境を成長のチャンスとする。
本書では、さらに詳しい方法も書かれています。これらを身につけたい方は、読んでみてください。
取り入れたいと思ったこと
感情よりも問題にフォーカスする。そうすることで、感情的にならずに、行動できるということです。
問題がなくなれば、感情は変わりますよね。だから、感情ではなく、問題にフォーカスする。
心構えとして、ここが大切ですね。
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読んでみてください。
『逆境を生かす人 逆境に負ける人』アル・シーバート
逆境は、ないならないで良いですよね。しかし、いつもうまくいくというのは、なかなかむずかしいでしょう。
だから、逆境を生かせるようにしておくと、逆境にあっても、強くなっていくものでしょう。
逆境との向き合い方を知りたい方は読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆(★4.3)
逆境との向き合い方が書かれています。
逆境をどうするか。知っておくと、対応も変わってくるでしょう。
逆境の生かし方を知りたい方に、参考になると思います。
おすすめしたい方
逆境を生かしたい方。
ビジネスパーソン。
『逆境を生かす人 逆境に負ける人』アル・シーバート
今日の「ビジネス書をチカラに!」
逆境を乗り越えることで成長する
⇒ 逆境とどう向き合いますか?