『ズラシ戦略 今の強みを別のマーケットに生かす新しいビジネスの新しいつくりかた』
並木 裕太

ズラシ戦略 今の強みを別のマーケットに生かす新しいビジネスの新しいつくりかた
- 作者: 並木裕太
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2019/09/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『ズラシ戦略』の目次
第1章 「ズラシ戦略」とは何か?―新規事業は、顧客をずらせばうまくいく!(「事業」を構造化する
「既存課題×新解決策」パターンによる新規事業
「新課題×既存解決策」パターンによる新規事業 ほか)
第2章 ズラシ戦略をケーススタディしてみよう(米レッドソックスの売上を6倍以上にした「顧客ずらし」とは?
エイベックスが花火大会やラーメン女子博で見せる「顧客ずらし」の妙
「モンスト」のヒットがSNSの『mixi』から生まれた必然的な理由 ほか)
第3章 ズラシ戦略 実践のためのガイド(マーケットのフレームワークから、8つのケースの成功の要因を整理してみよう
自社で、新規事業を見つけ、成功させるポイントを知っておこう
私の会社のズラシ戦略の成功談と想定した結果には至らなかったケース、公開します)
ズラシ戦略
新しいビジネスを作る。
その際の、戦略として、ズラシ戦略ということが書かれています。
『ズラシ戦略』のここに注目・言葉・名言
事業を構造化する
「では、そもそも「事業とは何か?」
それは、マーケットサイドから見ると、
「課題」 × 「解決策」
という組み合わせで表現することができます。」(p.019)
事業とは、「課題」×「解決策」
事業とは、こういうものだということです。
そうですよね。
顧客側から見ると、「課題」を解決しないとしたら、お金を払う意味がない。
事業として成立しないということになってしまいますから。
自社の「強み」をズラして
「強みとして活用できる経営資源=スキル等を含めた自社の本質的なアセットを見つめ直し、振り向ける先をちょっとずらして、新たなビジネスを展開し、新たな顧客をつかまえる。
本書で紹介するケースはどれも、その巧みな実践例です。」(p.038)
「強み」をズラして新たなビジネスを展開する
「強み」をズラして新たなビジネスを展開するということです。
これが、ズラシ戦略ということですね。
本書では、その具体的な考え方などを、事例とともに紹介されています。
新しいビジネスを作る際の、考え方、アイデア出しの方法として、とてもわかりやすかったです。
取り入れたいと思ったこと
自社で新規事業を検討するノウハウ(p.182)
という4つのステップが紹介されています。
このステップを、自分なりにアレンジして、取り入れたいと思いました。
あわせて読みたい
『カール教授のビジネス集中講義 経営戦略』平野 敦士 カール
こちらの本は、経営戦略について、その歴史や用語、理論といったことが、コンパクトにわかりやすくまとめられています。
経営戦略を一冊で学びたい。そして、ビジネスに活用していきたい。
そういう方が読まれると、参考になると思います。
あわせて読んでみてください。
『ズラシ戦略 今の強みを別のマーケットに生かす新しいビジネスの新しいつくりかた』

ズラシ戦略 今の強みを別のマーケットに生かす新しいビジネスの新しいつくりかた
- 作者: 並木裕太
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2019/09/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
戦略をどうやって考えるか。
現在の自社の強みなども考えつつ、新しいビジネスを考える。
そんな考え方について、わかりやすく書かれています。
新しいビジネスを考えたい方が読まれると、参考になると思うので、読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆(★4.3)
新しいビジネスを作るための「ズラシ戦略」。
その考え方などが書かれています。
今の自社の強みを活かして、新しいビジネスを作りたい方が読まれると、頭の整理にもなると思うので、読んでみてください。
おすすめしたい方
新規事業担当者。
経営者。
『ズラシ戦略』並木 裕太
ズラシ戦略 今の強みを別のマーケットに生かす新しいビジネスの新しいつくりかた
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
「強み」をズラして新たなビジネスを展開する
あなたの(会社の)強みは?