『逆境のリーダー ビジネスで勝つ36の実践と心得』大塚 明生
『逆境のリーダー』の目次
1章 強い組織はリーダーで決まる~リーダーマインドがいかに強い組織に必要か~
2章 勝てる事業戦略の作り方~小が大を制するには~
3章 人を見極め、磨き、配置する~組織力を最大化する~
4章 勝てるマネジメントの極意~日々の戦いで大切なこと~
5章 真のリーダーになるために~リーダーとして成長し続ける心構え~
逆境のリーダー
三井住友信託銀行の元副社長で、現顧問の大塚明生氏の著書です。
リーダーとして、どのようなことを考えて、実行してきたのかということが書かれています。
逆境のリーダー:ここに注目・言葉・名言
「リーダーは常に有言実行。
しかも、プロセスまで宣言する」(p.46)
プロセスまで宣言する
有言実行か不言実行かという話があります。
仮に、有言実行するとして、プロセスまでも宣言するということで、ここまで言っら、やるしかないということが、まずありますよね。
また、失敗したときに、プロセスが間違っていたのかと判断ができて、次の成功確率が上がるということです。
目標を宣言するというのはありますよね。
さらに、プロセスも宣言すれば、よりフィードバックを得やすくなるということですね。
有言実行するのであれば、ここまで行うと良さそうですね。
逆境のリーダー:組織運営のポイントは戦略ー戦術ー標準化
「組織運営のポイントは戦略ー戦術ー標準化」(p.137)
戦略ー戦術ー標準化
このステップで、組織を運営していくと、勝てる組織を作りやすいということです。
例えば、以下のようなことを行ったということです。
戦略
・どのような顧客をターゲットとするのか
・自社の得意分野、注力分野をハッキリさせる
戦術
・旬のプロダクトの見極めとそれをどのように顧客に提案するのか
標準化
・ストーリー性あるセールスを誰もが行えるように提案方法を標準化する
標準化までできると、組織として、平均点が上がるということです。
『逆境のリーダー』で取り入れたいと思ったこと
他社が手がけていない新しいトレンド(ビジネスモデル)を作る。
ということが、書かれていました。
同じことをしていると、競争になってしまいます。そうなると、資本の大きさや人手などでの勝ち負けになってしまいがちでしょう。
そうならないように、他社がやっていないことを行う。
考えて、行いたいですね。
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『やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力』迫 俊亮 - ビジネス書をビジネスのチカラに
『リーダーの現場力』ということで、ミスターミニットの社長である、迫俊亮氏
が、どのように現場の力を引き出せるようにしていったかが書かれています。
従業員の力を引き出して、会社を動かしていく。
そういう経営方法がわかります。
どうすると、仕事において、人は動くのか。そんなことを考えたい方が読まれると参考になると思います。
『逆境のリーダー ビジネスで勝つ36の実践と心得』大塚 明生
三井住友信託銀行の元副社長で、現顧問の大塚明生氏が、ビジネスで勝つための考え方や実践について書かれています。
実際に、どのようなことを考えて、リーダーとして行動してきたのか。
そんなことがわかる本ですね。
おすすめ度
★★★★☆
三井住友信託銀行の元副社長で、現顧問の大塚明生氏が、リーダーとしてどのようなことを考えて、行動してきたかということがわかります。
ビジネスパーソンやリーダーが、どのようなことを考えて、行動すると良いかなどのヒントが得られると思います。
おすすめしたい方
ビジネスパーソン。
経営者。
『逆境のリーダー ビジネスで勝つ36の実践と心得』大塚 明生
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
プロセスまで宣言する
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