『ピンチに強い脳の鍛え方~マイナス思考を断ち切る方法』岩崎一郎
本の目次
1章 逆境に強くなる秘訣1 良好な人間関係をつくる
2章 逆境に強くなる秘訣2 前向きにものごとをとらえる
3章 逆境に強くなる秘訣3 自己信頼する
4章 逆境に強くなる秘訣4 変えられないものを受け入れる
5章 逆境に強くなる秘訣5 人生の目的を持つ
6章 逆境に強くなる秘訣6 運動をする
7章 逆境に強くなる秘訣7 マインドフルネスを目指す
ピンチに強い脳
ピンチに強いと、いざというとき良いですよね。
本書では、ピンチに強い脳ということで、脳やレジレリエンスなどについて書かれています。
いざというときに強くなるための脳を作り方などがわかります。
運動すると逆境に強くなる
「運動をしていない人は、運動している人に比べて、心拍数が1割ほど高くなり、ストレスを感じやすいことがわかりました。
また、運動をしている人は、ストレスを感じる状態であっても、プラスの感情を持ちやすいこともわかりました。」(p.149)
運動が、心を強くする
適度な運動が体に良いというのは言われていますし、実際そうでしょう。
これは、心にも言えることということです。
体を動かすと、心も「強くなる」ということです。
心と体はつながっているんですよね。分けて考えるよりも、つながっているということを意識したほうが、良さそうですね。
人生の目的を持っている人
「人生の目的を持っている人は、プラスの面に目を向けやすい人ともいえるでしょう。たとえ、人生でどのようなことに遭遇しようとも、自分が目指す目的に向かって、経験の意味合いをプラスの方向に変えることができるため、レジリエンスが強いといえます。」(p.127)
人生の目的があると、レジリエンスが高い
人生の目的があると、レジリエンスが高くなりやすいということですね。
これは、言われてみれば当たり前ですよね。
目的がないことをしていたら、やりたくなくなっていくでしょう。意味を感じられないでしょうから。
逆に、大切な目的があれば、そのために動いていく、生きていこうと思いやすいです。
ミッション=人生の目的を持つというのは、心も強くするということですね。
取り入れたいと思ったこと
オキシトシンが分泌されると、心が強くなりやすいということです。
思いやりが大切だそうで、思いやりを持って、人と接することができると良いですよね。
まずは、自分に対して、思いやりを持ちたいですね。
あわせて読みたい
『世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』久賀谷 亮
こちらは、休息について書かれていますが、こちらの本も、脳の話なども書かれています。
合わせて読むと、脳を意識した、自分の改善方法を知ることができますね。
休息法を知りたい方は、こちらも合わせて読んでみてください。
『ピンチに強い脳の鍛え方』岩崎一郎
ピンチに強い人は、ある意味、安心感が違うのではないかと思います。
ピンチに弱いと、いざというときに困ってしまうという心配がありますが、
ピンチに強いと、いざというときに困らないという、自信というか安心はありますよね。
そんな脳になるには、どんなことをすると良いのか?
本書では、こういったことが書かれています。
知らないのと知っているのでは、脳が違ってくるはずです。
ということで、脳をピンチにするために、鍛えたい方は読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
ピンチに強いほうが弱いよりも良いですよね。
そんなピンチに強い脳を作るための鍛え方が書かれています。
ピンチに強い脳を作りたい方に参考になると思います。
おすすめしたい方
ピンチに強い脳の鍛え方を知りたい方。
ビジネスパーソン。
『ピンチに強い脳の鍛え方~マイナス思考を断ち切る方法』岩崎一郎
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運動が、心を強くする
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