『中小企業のための補助金・助成金徹底活用法』
経士会 中小企業診断士チーム・社会保険労務士チーム
本の目次
第1章 補助金・助成金を有効活用しましょう
第2章 補助金とそれを取り巻く関連施設のご紹介
第3章 助成金とそれを取り巻く関連施設のご紹介
補助金・助成金徹底活用法
補助金や助成金。
活用できるなら、活用したほうが、良い面もありますよね。
本書では、そんな補助金や助成金について、中小企業が活用するための方法について書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「補助金・助成金 申請に当たっての注意点」(p.23)
1 事業計画を曲げない
2 儲かったら返さないといけない場合もある
3 厚生労働省の助成金は、雇用保険の加入が最低限必要
補助金・助成金 申請に当たっての注意点
こういった3つの注意点があるそうです。
事業計画が優先ということですね。補助金などに左右されるような計画にはしないということです。
儲かったら、返す必要があることもある。
そして、雇用保険の加入などの条件がある場合も。
こういったことを注意すると良いということです。
補助金の事業計画書作成のポイント
「計画を考えるための6つの質問
1.なぜ事業を始めるにいたったか?
(経営者が2代目以降の方であればなぜ入社したのかも考える)
2.事業を通じて実現したいことは?
3.事業において悩んでいる事や苦痛に思っていることはなにか?
4.自社の強みを生かして解決できる社会的な課題や問題点はなにか?
5.資金や人の制約がないとしたら、どんな風に事業を展開したいか?
6.この補助事業が完了したら、次のステップはどのような取組か?」(p.40)
事業計画書を考える
経済産業省の補助金を申請する際には、事業計画書の作成が必要になることが多いということです。
その際に、考えたほうが良いことが、上の6つとのこと。
こういう計画は、補助金をもらうにしても、しないにしても考えておきたいですよね。
これらを考えて、補助金や助成金をもらえるとしたら、それは一層良いでしょうし、もらえないにしても、計画を考えることで必要なことが明確になるの良いですよね。
取り入れたいと思ったこと
本書では、こういった他に、様々な補助金・助成金が紹介されています。
自社に合った補助金・助成金を選ぶ際に参考になりますね。
これらから選んでみたいと思いました。
あわせて読みたい
『ダンゼン得する いちばんわかりやすい 創業融資と補助金を引き出す本』原 尚美
意思決定トレーニング 本書では、意思決定の方法や考え方について書かれています。 事例などともに意思決定の方法を知ることができます。 意思決定の方法を知りたい方が読まれると、参考になると思います。
『意思決定トレーニング』 印南 一路 - ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらは、創業時の融資や補助金の話がまとまっている本です。
創業するときに活用できる融資や補助金を知りたい方が、合わせて読まれると参考になりますね。
読んでみてください。
『中小企業のための補助金・助成金徹底活用法』経士会 中小企業診断士チーム・社会保険労務士チーム
補助金・助成金。
知っていると、その後が変わってくるでしょう。
活用できれば、雇用などでお得な面もある助成金などあったりするということです。
中小企業で、成長などのために、補助金・助成金を活用したい方は読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
中小企業の補助金・助成金の活用法が紹介されています。
様々な補助金・助成金が紹介されているので、そこから自社に合ったものを選ぶこともできます。
わかりやすくまとまっているので参考にしやすいと思います。
おすすめしたい方
補助金・助成金に興味がある方。
経営者。
『中小企業のための補助金・助成金徹底活用法』
経士会 中小企業診断士チーム・社会保険労務士チーム
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