『いまこそ知りたいAIビジネス』石角 友愛
『いまこそ知りたいAIビジネス』の目次
第1章 ここがヘンだよ、日本のAIビジネス
第2章 AIビジネスの最先端を見てみよう
第3章 AIを導入したい企業がすべきこと
第4章 AIビジネスの課題とは
第5章 AI人材とこれからの日本
第6章 AI時代における私たちの働き方
AIとビジネス
AIが話題ですよね。
そんなAIを、ビジネスに活かすにはどうしたら良いのでしょうか。
本書では、そんなAIで何ができるかなどなどについて、書かれています。
『いまこそ知りたいAIビジネス』のここに注目・言葉・名言
「中小企業であっても、AIの活用が活路になる。むしろ、中小企業ほど、AIの導入で大きなビジネスインパクトを出すことができるともいえる。
AI導入は、実は局地的であればあるほど力を発揮する側面を持っている。
だから、中小企業ほどAIを活用することが重要になるのだ。」(p.042)
中小企業であっても、AIの活用が活路になる
AIというと、Googleなどが行なっているからか、大企業のものというイメージもあるかもしれません。
たしかに、今はまだそういう面もあるでしょう。
しかし、これから、多くの企業が採用するようになると、中小企業であっても、AIを利用しないことで、デメリットが出てきてしまうかもしれません。
将棋棋士が、AIを使っている棋士と使っていない棋士では差がつくように、中小企業でも差がついていくことでしょう。
中小企業であっても、AIを活用したいものですね。
データを集められるか
「AIビジネスを進めようと思ったら、データを採れること、そしてそのデータに基づいた仮説検証ができることが最低条件になる。」(p.129)
データがとれないと、AIを活用するのは難しい
データがない、今後も、データを集められない。
そういうことだと、AIによる判断などは難しいですよね。
さらに、そのデータを使って、何ができるかという仮説を考えるのは人間です。
このため、仮説検証ができる人がいないと、AIをビジネスに活かすというのも難しいでしょう。
取り入れたいと思ったこと
「人間+AI=スーパーパワー」(p.232)
AI脅威論というのがあります。
ただ、脅威だと言っていても、広まっていくことでしょう。
AIをどう活用するか、人間が考えられることはここだと思います。
そして、活用できれば、AIができることを使って、新たなことができるようになっていく。
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『いまこそ知りたいAIビジネス』石角 友愛
AIをビジネスに活用する。
その基本的なことが書かれています。
AIをビジネスや仕事、経営に活かしたい。そんな方が読んでみると、何かしら考えるヒントになると思います。
おすすめ度
★★★★☆
AIビジネスということで、AIをビジネスに活かすにはどうしたら良いのか、ということが書かれています。
AIビジネスに興味がある方は読んでみると、ヒントが見つかることでしょう。
おすすめしたい方
AIをビジネスで活かしたい方。
経営者。
『いまこそ知りたいAIビジネス』石角 友愛
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