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『部下に9割任せる!』吉田幸弘
『部下に9割任せる!』の目次
第1章 これからは「9割任せるリーダー」の時代(もうカリスマリーダーはいらない
部下を補佐してチーム全体の業績を上げる ほか)
第2章 リーダーの「型」を身につける(リーダーとマネージャーの役割の違い
人によって態度を変えない ほか)
第3章 「尊敬」よりも「信頼」ファースト(部下とはなるべく飲みに行かない
報連相を上げてもらうためのコツ ほか)
第4章 任せ上手なリーダーは部下を育てる(部下には仕事をどんどん任せる
「命令」ではなく「相談」する ほか)
第5章 リーダーのための“自分を育てる”仕事術(ムダを省き、時間という経営資源を節約する
「鳥の目・虫の目・魚の目」を身につける ほか)
部下に任せる
チームのマネージャーやリーダーになったのなら、部下に任せることが大切だと言われます。
では、どのように任せると良いのでしょうか？
ということが、本書のテーマです。
『部下に9割任せる!』ここに注目・言葉・名言
「リーダーとマネージャーの役割の違い」（p.046）
「リーダーの役割は、チームを適切な方向へ導くことです。
そのために必要な行動は次の2つです。
1つ目は、方向性、つまりビジョンを作り、それをメンバーに提示することです。
2つ目は、メンバーにビジョンに共感してもらい、それに向かってパフォーマンスを最大限発揮してもらうことです。」
リーダーの役割と行動
1 ビジョンを提示
2 ビジョンの実現に向かって、メンバーに行動してもらう
リーダーの役割は、この2つということですね。
本書では、このリーダーとして、どうやって部下に任せるかということが
書かれています。
部下には命令ではなく、相談する
「命令口調で伝えると、部下は「やらされ感」を抱きます。また、仕事を「丸投げ」されたようにも感じます。
ですから、部下に何かを頼んだり、仕事を任せたいときは「命令」ではなく「相談」の形にしましょう。」（p.147）
相談すると、部下の自分ごとにもなりやすい
命令されたいという人は多くはないでしょうし、命令しないと動かないという
ことだと、任せて動いてもらうというのとは違ってきてしまいますよね。
ということで、部下に任せたいなら、命令ではなく、相談すると良いということですね。
これだと、丸投げされている、やらされているという感じは、減りますよね。
そして、上司に相談されて、考えているうちに、自分のことのように考えるということもあるでしょう。
ということで、部下に、相談して、意見を聞くと、部下が動いてくれるようになりやすいということですね。
取り入れたいと思ったこと
リーダーは仕事を減らすことが大切ということが書かれていました。
余裕がないと、緊急の仕事などに対応できないからということです。
そして、チーム全体の仕事も減らすようにすると良いということです。
これも、同じ理由ですね。
仕事を減らして、重要な仕事に力を入れたいですね。
あわせて読みたい
『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』大平信孝
動かない部下が生まれる、2つの根本原因『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』大平信孝 - ビジネス書をビジネスのチカラに
自分から動かない、動けない。
そういう人は、やはりいると思います。
そんな部下をどうするか。上司としては、問題ですよね。
こちらの『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』では、そんな部下への対応に
ついて書かれています。
対応方法などを知りたい方は、こちらも読んでみてください。
『部下に9割任せる!』吉田幸弘
部下に任せたい。
そんな時に、どんなふうに考えると良いかといったことが書かれています。
リーダーとして、部下に任せたいと考えたときに、参考になることが見つかると思います。
おすすめ度
★★★★☆
部下に任せるとして、どうすると良いのか。
そんなことを考えている上司やリーダーに向けて書かれています。
部下に任せたい上司は、読んでみるとヒントなどが見つかると思います。
おすすめしたい方
リーダー。
経営者。
『部下に9割任せる!』吉田幸弘
今日の読書「ビジネス書をチカラに！」
部下には命令ではなく、相談する
部下には命令ではなく、相談していますか？
