『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』大平信孝
『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』の目次
序章 なぜ、あなたの部下は動かないのか?
第1章 部下との信頼関係を構築する
第2章 部下のモチベーションを劇的に上げる「行動イノベーション・トーク」
第3章 「行動イノベーション・トーク」の効果を最大化するコミュニケーションメソッド
第4章 部下のスキルアップを加速する「成長の5ステップ」
指示待ち部下
指示を待っていて、自分から動かない部下。
そういう部下をどうすると良いのでしょうか。
本書では、そんな部下を、自分から動くようにするための方法などについて書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「指示待ちや指示通りに動かない部下が生まれる根本原因は、次の2つしかなく、これらの原因をつぶせば、自ら考え動く部下を育成し、成果を出させることができる、とお伝えました。
・自身の業務を「やらされ仕事」と感じていて、イヤイヤ仕事をしているから
→ モチベーションの問題
・技術や経験不足のせいで自ら動けないから
→ スキルの問題」(p.18)
指示待ちや指示通りに動かない部下が生まれる、2つの根本原因
モチベーションの問題
スキルの問題
この2つが、指示待ちの部下が生まれる原因ということです。
これがなくなれば、自分から動くようになっていくということですね。
部下の個人目標を設定する
「ステップ4は、部下個人の具体的な目標を設定します。
ここではじめて、部下個人の目標を立て、やるべきことを明確にするわけです。部下個人の目標設定をする際に大事なポイントは1つしかありません。
それは、会社の目標と個人の目標の重なり合う「共有ゾーン」を見つけることです。」(p.86)
会社の目標と個人の目標の重なり合う「共有ゾーン」を見つける
部下のモチベーションの問題に対応するために、
会社の目標と個人の目標の重なり合う「共有ゾーン」を見つけるということ
です。
会社の目標と部下の目標。
これが、一致する、重なるところがないと、その会社で働くモチベーションは出てこないでしょう。
やりたいことが重ならないわけですから。
ということで、会社の目標と個人の目標の重なり合う「共有ゾーン」を見つけることが、個人のモチベーションの問題を解決するには必要ということですね。
取り入れたいと思ったこと
具体的な方法がわからないと動けない。
そういう人は多いのではないでしょうか。
新人などであれば、なおさらそういうことはあると思います。
そんな指示待ち部下をどうするか。具体的な方法を教えていく。
そういうことが必要なのだと思いました。
あわせて読みたい
『人を動かしてしまう すごい質問力』櫻井 弘
『人を動かしてしまう すごい質問力』櫻井 弘 - ビジネス書をビジネスのチカラに
質問で、引き出せる情報が変わってくるというのはありますね。
こちらの『『人を動かしてしまう すごい質問力』』は、人を動かしてしまう質問ということが取り上げられています。
そんな質問とは、どういう質問なのか、知りたい方は読んでみてください。
『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』大平信孝
自分から動かない、動けない。
そういう人は、やはりいると思います。
そんな部下をどうするか。上司としては、問題ですよね。
本書では、そんな部下への対応について書かれています。
対応方法などを知りたい方は、読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
指示待ち部下。その対応について書かれています。
指示待ち部下に悩んでいる、上司やマネージャーの方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
人事担当者。
リーダー、経営者。
『指示待ち部下が自ら考え動き出す!』大平信孝
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
指示待ちや指示通りに動かない部下が生まれる、2つの根本原因
・モチベーションの問題
・スキルの問題
指示待ち部下をどう動かしますか?