『部下がきちんと動く リーダーの伝え方』
リーダーの伝え方
部下を動かすための、リーダーの伝え方。
リーダーとして、どういうふうに伝えると良いのか。
本書では、リーダーの伝え方について書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「ついリーダーは部下に仕事を頼むとき、言葉を曖昧にしたり、省略して
しまったりすることがあります。すると、うまく伝わらなくなってしまいます。
部下が伝えた通りに動いてくれない、この原因はむしろリーダーがつくっているのです。
このように、「分かっているだろうと、話を省略してしまうやり方」は危険です。間違った伝わり方をしてしまいます。」(p.56)
伝えていないことは伝わらない
基本的に、言っていないこと・伝えていないことは、伝わらない。
そういうものだと思います。
日本は、「あ・うん」で、推測する文化があるとは言え、それが通じるのは、それなりの時間を過ごしたあとでしょう。
省略すれば、伝わらない。そういう面がありますね。
「いつ」「どれだけ」やるかを一緒に決める
「ただ「やりなさい」と言っても、なかなか動かない部下はいます。そこで、「いつ、どれだけやるか」を部下と決めて、最初の一歩を踏み出させるのです。」(p.131)
部下とはじめの一歩を決める
始めるのが苦手。
そういう人はいますね。
だから、はじめの一歩を、部下と一緒に決める。
そうすると、部下は始めやすくなる。
そして、あとはフォローアップすると良いですよね。
▼取り入れたいと思ったこと
部下を動かす。
そういうことが必要な人には、伝え方が大切なところもありますね。
伝え方を考えてみると、変わってくる。
人間関係にも応用できるところがあると思いました。
部下がきちんと動く リーダーの伝え方
部下を適切な方向に動かす。そのためのリーダーの伝え方。
本書では、リーダーとしての伝え方について書かれています。
リーダーとして伝え方を考えたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『伝え方が9割』佐々木 圭一(著)
嫌なことを回避したい 人間には、嫌なことやマイナスなことは回避したいという想いがありますよね。 そして、その気持ちは、結構強かったりします。 だから、嫌なことを回避するように伝えると、伝わりやすいということです。
『伝え方が9割 2』佐々木 圭一 - ビジネス書をビジネスのチカラに
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
部下を動かしたい方。
リーダー。
★『部下がきちんと動く リーダーの伝え方』吉田 幸弘
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
「いつ」「どれだけ」やるかを一緒に決める
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