『ブレイン・ルール健康な脳が最強の資産である』ジョンメディナ

健康な脳の作り方というのでしょうか、脳に有益なことは何かといったことが書かれています。

健康な脳を作りたい方が読まれると、参考になることが見つかると思います。

ブレイン・ルール健康な脳が最強の資産である

作者:メディナ,ジョン
東洋経済新報社

『ブレイン・ルール健康な脳が最強の資産である』ジョンメディナ
『ブレイン・ルール健康な脳が最強の資産である』

『ブレイン・ルール健康な脳が最強の資産である』ジョンメディナ

『ブレイン・ルール』目次

序章　科学的に証明された「100年脳トレ」

1　社交には驚きのプラス効果がある
第1章　すぐにダンスを始めよう
第2章　楽観的に、感謝を忘れず過ごそう

2　脳の劣化を抑えるための具体的方法
第3章　正しいマインドフルネスーー最強のストレス対処法
第4章　記憶力を維持するには
第5章　テレビゲームは脳に効くーー認知プロセスを鍛える
第6章　アルツハイマー病の（今わかっている）すべてを語ろう

3　体と脳の深いつながりを意識しよう
第7章　脳機能を高める食事と運動
第8章　思考をクリアに保つ睡眠習慣

4　脳に良いライフスタイルで過ごそう
第9章　なぜあの人の脳は衰えないのか
第10章　決して引退してはいけない

ここに注目・言葉・名言

「おおまかに言って、マインドフルネスはあなたを落ち着かせる。それはあらゆる行動に影響する。たとえば、マインドフルネス瞑想を行う高齢者は、行わない高齢者より良く眠れるが、それはおそらくコルチゾールレベルが下がったからだろう。また、前者はうつ病や不安症にもなりにくい。彼らは、マインドフルネスを行うようになってから、以前ほどネガティブなことを考えなくなったと明かす。孤独感が減り、日常で経験する幸福感の量と質が劇的に変わった、と語る人もいる。

　マインドフルネスは認知力にもプラスの影響を与える。その効果が最も顕著なのは、注意力だ。」（p.120）

マインドフルネスで

マインドフルネスで、良く眠れるようになるということです。

また、うつ病や不安症にもなりにくいということです。

そして、注意力も高まるとのこと。
集中力が持続しやすくなるようです。

マインドフルネス瞑想は、そこまでむずかしいことではないと思うのですが、それで、これらの効果があるとしたら、やりたいですよね。

ゲームで脳活動が若く

「高齢者（平均年齢73歳）のグループは、自由にゲームをするよう指示され、４週間にわたって、ゲームを楽しんだ。脳活動は定期的に計測され、１カ月後に認知力を再び調べた。対照群はそのゲームをしない22歳の若者たちだ。
　すると、目を見張るような結果が出た。
　まずは、興味をそそる「遠い移転」が見つかった。特に前頭前皮質に置いて、脳活動が「はるかに若い」パターンへと移行した。」（p.196）

ゲームも

ゲームというと、害悪なども言われます。

しかし、適度に楽しむなら、脳を活性化するのでしょうね。

脳を使うようなゲームを楽しむと、脳を若くできるのかもしれませんね。

取り入れたいと思ったこと

野菜

「菜食中心のダイエットに効果があるのは、野菜にはファイトケミカルが多く含まれるからだ。」（p.270）
「ファイトケミカルは、引退しかけていた修復チーム（この場合は抗酸化物質のチーム）を呼び戻し、ゴミやフリーラジカル等々を掃除させる。それに加えて、あなたが運動すれば、血流が増えてゴミの除去がスムーズに進み、修復チームの働きはいっそう強力になる。」（p.270）

野菜を採りましょうと、言いますよね。

脳について言えば、ファイトケミカルが抗酸化の修復チームで、脳のゴミを掃除させるということです。
野菜は、腸にも良いと言われます。

脳にも腸にも良いなら、野菜を採りたいですね。