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『脳メンテナンス大全 最高のパフォーマンスを発揮させる方法』


脳メンテナンス大全ということで、脳のパフォーマンスを最高に
発揮させる方法についてまとめられています。

脳にいい食事、運動、サプリメントなどについて書かれています。

 

『脳メンテナンス大全 最高のパフォーマンスを発揮させる方法』

クリステン・ウィルミア,サラ・トーランド

目次

第1章 あなたの脳は変えられる
第2章 脳についての基礎知識
第3章 脳にいい食事━━ベター・ブレイン・ダイエット
第4章 脳にいい運動━━ベター・ブレイン・ワークアウト
第5章 ストレス対策
第6章 最高の能力を引き出す水分補給
第7章 脳にいい考え方
第8章 本当に必要な脳トレ
第9章 サプリメントを使いこなす
第10章 リアルタイムで脳をバイオハックする
エピローグ さらに高レベルの脳の最適化を目指す人へ

『脳メンテナンス大全』のここに注目・言葉・名言

「脳を変えることについて、最後にもう一言。いくつになっても脳を変えることはできる。もしあなたが20代で、認知機能の衰えを心配する必要はないと思っているのであれば、考え直してほしい。人間の脳は25歳になってようやく完成する。神経科学者の中には、脳は30代まで成長し続けると考えている人もいる。つまり、20代での食生活、睡眠、運動習慣、飲酒などの生活習慣のすべてが、脳の成長に影響するということだ。」(p.31)

「幸運にも80歳以上になれた人は、これまで以上に脳の健康を保ち、認知機能を向上させ続ける必要がある。脳をケアすれば、いつまでも元気でいられて、友人や家族と交流し、本を 読み、映画を見て、趣味を楽しむことができる。エイメン・クリニックで私は、80代の人で も脳の血流が改善され、脳機能が向上するのを見てきた。いくつになっても脳は変えられることを覚えておこう。」(p.32)

いくつになっても脳を変えることはできる

脳は変えられるということです。

鍛えられるという感じでしょうか。

80代でもそれは可能ということです。
としたら、ほとんどの人にとって、脳は変えられるということです。

鍛えたいですね。

その具体的な方法を知りたい方は、本書を読んでみてください。

ネガティブな思考

「反復思考がネガティブな場合、脳にとって負担になる。ネガティブな反復思考は 「反芻思考」と呼ばれ、度が過ぎると、自己嫌悪、罪悪感、不安、怒り、憂うつさにとらわれ、うつ病や不安症など、脳や体の問題を引き起こすおそれもある。

反復的でないネガティブ思考もあるが、ネガティブ思考は反復的であってもなくても脳内のストレスを高め、コルチゾールや内臓の炎症を増やす。こうしたストレスホルモンや炎症の増加により、やがて海馬が損なわれ、思考力、記憶力、問題解決能力、創造性など、脳のパフォーマンス全般に悪影響が及ぶ。

ネガティブ思考は、思考と運動をコントロールする小脳や側頭葉の活動も鈍らせ、記憶障害や衝動制御の問題、気分障害を招くことがある。さらに悪いことに、脳の恐怖中枢である扁桃体を過剰に活性化し、暗い感情を生み出し、現在の経験を不快な記憶として蓄積する。

驚くようなことではないが、ネガティブ思考は、うつ病、不安症、双極性障害をはじめとするほぼすべての気分障害と、アルツハイマー病などの認知症のリスクを高める。」(p.229-230)

ネガティブな思考を繰り返すと

怖いですね。

ポジティブにする必要はないかもしれませんが、ネガティブな思考は脳に影響して、健康にも悪影響が出る可能性があるということです。

ネガティブなことを考え始めたら、一旦、思考するのを停止するが良いかもしれませんね。

もしくは、楽しいことを考えるとか。

いずれにしても、ネガティブな思考にはリスクがあるということなので変えたいですね。

『脳メンテナンス大全』で取り入れたいと思ったこと

「良いニュースは、ポジティブ思考には逆の効果があることだ。ポジティブに考えるとストレスが減り、認知機能が高まり、気分が向上する。言い換えれば、楽観的でいると、より健 康で、より賢く、より幸せになれる。その効果は絶大で、ポジティブ思考は、痛みへの耐性から、風邪のかかりにくさまで、あらゆることに関連している。

脳内では、ポジティブ思考はコルチゾールや炎症を減らし、セロトニンやドーパミンとい った幸福感を高める神経伝達物質を増やす。それらは人をリラックスさせ、穏やかな気持ち で何かに集中できるようにしてくれる。また、ポジティブ思考は、思考や感情をコントロールする前頭前野と、認知や学習の能力を高める海馬を活性化する。さらには、テロメアを伸ばして老化を遅らせるとともに、より良い意思決定と問題解決の手助けをする。

楽観主義は体にも大いに影響し、慢性疾患のリスクを減らし、死亡率を下げ、生活の質を上げる。心臓病の家族歴があってもポジティブに考える人は、ネガティブに考える人に比べて、心臓発作などの心血管系の病気になるリスクが3分の1になるという研究結果もある。」(p.231)

ということなので、なるべくポジティブ、楽しいことを考えたいですね。

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こちらの本は、健康になって、パフォーマンスをアップする。
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脳やメンタルを強化して、パフォーマンスをアップしたい方は読んでみてください。

『脳メンテナンス大全 最高のパフォーマンスを発揮させる方法』

おすすめ度

★★★★☆

脳メンテナンス大全ということで、脳のパフォーマンスをアップする方法について書かれています。
自分の脳のパフォーマンスをアップしたい方が読まれると、参考になることが見つかると思います。

おすすめしたい方

脳のパフォーマンスをアップしたい方。
ビジネスパーソン。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

いくつになっても脳を変えることはできる

ポジティブなこと、楽しいことを考える