行動最適化大全ということで、いつ何をどうやると良いかということが書かれています。
例えば、最適な学習方法や最適な睡眠の取り方などについて書かれています。
『行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す』樺沢 紫苑
『行動最適化大全』の目次
【第1部】
イラストでわかる最高の1日を送るための最高の1日
【第2部】
1章 朝の最適化
「起床時間」の最適化/「朝散歩」の最適化/「朝食」の最適化 など
2章 昼の最適化
「休憩」の最適化/「午後仕事」の最適化 /「間食」の最適化 など
3章 夜の最適化
「疲労回復」の最適化/「テレビ」の最適化/「お酒」(量)の最適化 など
4章 仕事の最適化
「会議/打ち合せ」の最適化/「集中力」の最適化/「やる気」の最適化 など
5章 学習の最適化
「読書」の最適化/「記憶」の最適化/「継続」の最適化 など
6章 コミュニケーションの最適化
「職場の人間関係」の最適化/「伝える」の最適化/「感情」の最適化 など
7章 健康の最適化
「運動」の最適化/「ダイエット」の最適化/「水分」の最適化 など
8章 人生の最適化
「行動」の最適化/「幸せ」の最適化/「人生」の最適化 など
『行動最適化大全』のここに注目・言葉・名言
「夜型の人が朝型に切り替える場合は、早寝ではなく早起きから調整すべきです。
今より15分、朝型に切り替えたい場合は、15分早く起きて朝散歩をし、太陽の光をしっかりと浴びます。体内時計がリセットされてから、15〜16時間後に眠気が出ますから、夜は眠気が出たタイミングで眠ればいいのです。
逆に早寝から調整するとうまくいきません。 体内時計の基準は「朝」なので、早起き&朝散歩を優先することが、朝型への切り替えを成功させる秘訣です。」(p.123)
夜型の人が朝型に切り替えるには、早く起きる
少しずつ早く起きるようにしていくと良いということですね。
これで、体内時計がリセットされて、朝型に切り替わっていくということです。
朝が基準になっているということで、夜に早寝をしても、なかなかうまく行きにくいということでしょう。
そして、朝早く起きて、眠くなったら、眠るということですね。
脳のゴールデンタイム
「起床後の2〜3時間は、脳に疲労もなく、脳内は整理された状態で、1日の中で最も集中力が高く、「脳のゴールデンタイム」と呼ばれます。
この脳をたとえるなら「何ものっていないきれいな机」のような状態です。
つまり、きれいな机をきれいなまま使うことで、集中力を何時間も持続することが可能です。」(p.144)
「「脳のゴールデンタイム」とも重なる、朝の通勤時間を勉強や読書などの自己投資に使うと良いでしょう。
一番よくない活用方法は、朝の情報番組やスマホで漫然と情報を見るという行為です。」(p.145)
脳のゴールデンタイムを自己投資に使う
そして、朝起きたら、「脳のゴールデンタイム」なので、良いインプットをすると良いということですね。
通勤時間に勉強、読書などをすると良いとのこと。
頭を使うのに、一番良い時かもしれません。
何をするにしても、頭を使うことに時間を使いたいものですね。
取り入れたいと思ったこと
「寝る直前は、「ネガティブな体験」ではなく、「ポジティブ体験を
思い出して、ハッピーな気分でそのまま眠りましょう。
すると「いい1日だった」という記憶が定着し、睡眠も深まるのです。」(p.201)
眠る前には、ポジティな体験を思い出すと良いということです。
眠る際にも気持ち良いでしょうし、いい1日だと思えますね。
取り入れたいですね。
あわせて読みたい
『習慣超大全——スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法』
BJ・フォッグ
『習慣超大全——スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法』 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ
こちらは、習慣化について、わかりやすく書かれています。
公式とステップで書かれているのでわかりやすいです。
何か習慣化したいことがある方が読まれると、習慣化の参考になる本
ですね。
『行動最適化大全』樺沢 紫苑
おすすめ度
★★★★☆
行動を最適化したいなら、どうやると良いかが書かれているので、参考になることが見つかると思います。
行動を改善したい方は読んでみてください。
おすすめしたい方
いつ何をやると最適かを知りたい方。
ビジネスパーソン。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
脳のゴールデンタイムを自己投資に使う