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2020年読んで良かった、ビジネス書・経済書3冊


2021年になりました。

昨年2020年に読んで良かった、ビジネス書・経済書をまとめておきます。

(2020年発売の本だけというわけではありませんが)

読んで良かったビジネス書など3冊

読んで良かったビジネス書など3冊


 

2020年読んで良かった、ビジネス書・経済書3冊

『絶望を希望に変える経済学』 

 

紹介記事はこちら

『絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか』ノーベル賞を受賞した2人が説く

 

まずは、こちらから。

ノーベル経済学賞を受賞したアビジット・V・バナジー氏とエステル・デュフロ氏が、社会的な問題に関連する経済学などについて書かれています。

経済成長や貧困、格差、温暖化などの経済学的な知見を書かれています。

 

絶望を希望に変えるための経済学があるのかどうか。

そのあたりに興味がある方が読まれると良いと思いますが、先に言って良いのかどうかわかりませんが、そこまでではないというか。

 

というのは

成長の要因は?

「富裕国の成長要因がわからないのと同じく、貧困国についても誰もが納得する決定的な成長の処方箋は見当たらない。今日では、専門家もこの事実を認めている。」(p.270)

成長の要因がわからない
経済成長を目指す。

多くの国が挙げている目標でしょう。

しかし、その要因、原因がわかっていないというのが、わかったのがある意味、良かったというか。

 

以前から、経済について完全に「わかっている人」がいるとは思えなかったので、わかっていないということがわかったのが、本書で良かったところと言えるかもしれません。

 

ということを知った上で、以下の本を読むとまた、面白く読むことができると思います。

『繁栄のパラドクス 絶望を希望に変えるイノベーションの経済学』 

 

紹介記事は、こちら

『繁栄のパラドクス 絶望を希望に変えるイノベーションの経済学』クレイトン・M クリステンセン他

 

このサブタイトルからわかるように、こちらも、途上国などの成長などについて書かれています。

そこに、イノベーションを絡めて書かれたものですね。

イノベーションに興味がある方が読まれると、イノベーションの大切さについて再認識できると思います。

 

上の『絶望を希望に変える経済学』 とあわせて読むことで、その意味がはっきりしますね。

 

『ディズニーCEOが実践する10の原則』 

ディズニーCEOが実践する10の原則

ディズニーCEOが実践する10の原則

 

 

 紹介記事はこちら

『ディズニーCEOが実践する10の原則』ロバート・アイガー。仕事の姿勢などを学べる

 

ディズニーCEOの本なので、経営者向けと思うかもしれませんし、確かにそういう面があるのですが、仕事の姿勢を学べるので、ビジネスパーソンも読んでみると良いと思います。

 

面白いです。

立身出世というか、たたき上げでCEOにまで上がってきたというのが、わかります。

 

また、スティーブ・ジョブズ氏とのやりとりなどがあるのですが、こういうやりとりがあって、ディズニーとPixarがといったことがわかります。

 

そして、今、ディズニーがやろうとしていることなどもわかってきますね。

ディズニーが好きな人にも、ある意味、楽しめる本なのではないかと思います。

純粋に、読んで良かったと思える一冊ですね。

2020年に読んで良かった3冊 

ということで、これら3冊が、2020年に読んで良かった3冊です。

他にもあると思います(興味がある方はこのブログで検索などしてみてください)が、これらは読んで損がないというか、読んでおきたい3冊ですね。