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『天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊』山崎良兵


イーロン・マスク氏、ジェフ・ベゾス氏、ビル・ゲイツ氏が勧める本を100冊まとめています。

読書家でもある3人が読んだ100冊の本がわかります。

『天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊』

『天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊』

『天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊』山崎良兵

目次

第1章 イーロン・マスクが選ぶ本
イーロン・マスクの横顔:世界を驚かせ続ける破天荒なイノベーター
PART1「イノベーション」"異常"な才能を持つ起業家の哲学
PART2「歴史」古代ギリシャ・ローマ…歴史に魅了されたマスク
PART3「歴史上の人物」反逆者がイノベーションを生む必然
PART4「SF」イノベーションを生む「SF思考」
PART5「ファンタジー」「世界を救いたい」という発想の原点
PART6「科学」宇宙から構造物まで──科学の本質に迫る
PART7「AI」AIは人類を本当に滅ぼすのか?
PART8「経済学」「経済学の父」と「科学的社会主義の父」から学べること
PART9「戦争」クラウゼヴィッツと孫子から学ぶ戦争の本質
PART10「生き方」人生は山あり谷ありで不条理

第2章 ジェフ・ベゾスが選ぶ本
ジェフ・ベゾスの横顔:けたたましい声で笑う"狂気"の経営者
PART1「経営」イノベーションを起こし、持続的に成長する企業の条件
PART2「リスクマネジメント・予測」未来をどう予測するのか
PART3「リーダー論」理論と実践で学ぶリーダーシップの本質
PART4「SF・小説」SFと宇宙に取りつかれたべゾス

第3章 ビル・ゲイツが選ぶ本
ビル・ゲイツの横顔:"悪の帝国"の支配者から、貧困や感染症と戦う慈善家に
PART1「経営」世界を正しく見て、成功と失敗の両方から学ぶ
PART2「経済学」世界の貧困と格差の問題をどう解決するのか?
PART3「未来予測」未来を予測する精度を高める方法
PART4「科学・テクノロジー」世界、宇宙、エネルギーの本質に迫る
PART5「自己啓発」心と身体の健康を高め、自分を磨く方法
PART6「歴史」全人類的な視点から歴史を見つめ直す
PART7「国家論・思想」国家の繁栄と衰退のカギは何か
PART8「人物」世界を変えた巨人たちの生きざま
PART9「小説・ノンフィクション」どん底でも希望を捨てない生き方

 

『天才読書』のここに注目・言葉・名言

「次に紹介したい本が『スティーブ・ジョブズ』です。アップル創業者のジョブズは、マスクと比較されることも多いカリスマで、この本もアインシュタインの伝記を執筆したウォルター・アイザックソンが書いたものです。実はアイザックソンは2022年の時点でイーロン・マスクの伝記も執筆中で、「マスクとジョブズは非常に似ている」と語っています。
「ある意味で、彼(マスク)は私たちの時代のスティーブ・ジョブズだ。彼は世界を変えることができると思うほど頭がおかしいので、世界を変える人の1人かもしれない」。マスク本人の依頼を受けてアイザックソンは伝記を執筆しており、取材も重ねているので、その意見には説得力があります。」
(p.59)

『スティーブ・ジョブズ』

Appleの創業者のジョブズ氏の伝記『スティーブ・ジョブズ』が紹介されています。

 

マスク氏とジョブズ氏が似ているかどうかはわかりませんが、マスク氏が勧めている本の中に、『スティーブ・ジョブズ』があるということで、参考にしているところはあるのかもしれません。

データを活用したマーケティングの極意

「アマゾンの強さを支えるのはデータを活用したマーケティングです。膨大なデータを分析し、成果を最大化するためのマーケティング戦略を実行してきました。とりわけ「顧客至上主義を掲げるアマゾンは、顧客とのつながりを強く意識して、顧客満足度を高めるようなさまざまな新サービスを導入し、購買データなどから商品をレコメンド (推奨)する機能も進化させています。実店舗が主力の伝統的な小売りと比較して、インターネット小売りは豊富な顧客 データを取得できるという強みを存分に生かしているといえるでしょう。そんなデータ活用の者であるアマゾンを率いたベゾスが薦める書籍が
『データ・ドリブン・マーケティング最低限知っておくべき15の指標』です。この本の帯には「アマゾン社員の教科書」というキャッチコピーが書かれていますが、実際にデータを活用するマーケティングの教科書として示唆に富む素晴らしい本です。」(p.218-219)

『データ・ドリブン・マーケティング最低限知っておくべき15の指標』

 

データ・ドリブンということで、数字などのデータから判断していくという内容の本です。

最低限知っておくべき15の指標ということで、15の指標が紹介されています。

これらを知って、判断に使えるようになると、判断しやすくなりますね。

取り入れたいと思ったこと

「マイクロソフトが成功した理由は「当時の他のスタートアップよりも(物事を)広く考えていたからだ」とゲイツは考えています。 優れたプログラマーだけではなく、複数の分野にまたがる広い視野を持つ人々を採用していたそうです。
偉大なイノベーターは「多くの異なる情報源から得られる異なる情報を結び付ける能力」に優れています。それは脳内で同時に「たくさんのアプリが開いている」ような状態に例えられます。「単一のアプローチ」に縛られず、複数の「異なるアプローチ」から物事を捉えるような幅広い思考が成功のカギを握るようです。」
(p.259)

視野が広い、多くの知識を持っている。

そういう人が成功しやすいという話です。

興味を広く持って、知識を増やしたいですね。

そういう意味で、本書のような読書リスト、推薦本リストから、自分の知らない本を読んでみるというのは、有益だと思います。

あわせて読みたい

『世界のビジネス書50の名著』
 T・バトラー=ボードン。大間知 知子(翻訳)

『世界のビジネス書50の名著』 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ

 

世界のビジネス書50の名著ということで、ビジネス書50冊がわかりやすく紹介されています。
まずは、ここから読んでみて、さらに興味がひかれた本を読んでみると良いと思います。

『天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊』

おすすめ度

★★★★☆

イーロン・マスク氏、ジェフ・ベゾス氏、ビル・ゲイツ氏が勧める本を100冊まとめています。
SFや教養本、歴史の本などが多いです。
これらの本を読んで、幅広い知識を得たいですね。

おすすめしたい方

ビジネスパーソン。
経営者。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

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