仕事に対する姿勢など学べる一冊です。
ウォルト・ディズニー・カンパニー会長・元CEOのロバート・アイガー氏の著書です。
仕事に対する姿勢など学べることが多いです。
スタジオ雑務の仕事から昇進していったとというエリートではない企業人がどのように仕事をして、CEOになったのかという話としても興味深く読める一冊です。
『ディズニーCEOが実践する10の原則』ロバート・アイガー
『ディズニーCEOが実践する10の原則』の目次
第1部 学ぶ(下っ端時代
大抜擢
首位奪還
ディズニー入社
ナンバーツー
内紛
後継者選び)
第2部 導く(最初の一〇〇日
ピクサー買収
マーベル買収
スター・ウォーズ継承
イノベーションか、死か
正義の代償
未来への布石
リーダーの原則)
『ディズニーCEOが実践する10の原則』のここに注目・言葉・名言
10の原則
1.前向きであること
2.勇気を持つこと
3.集中すること
4.決断すること
5.好奇心を持つこと
6.公平であること
7.思慮深いこと
8.自然体であること
9.常に最高を追求すること
10.誠実であること
(p.32〜)
10の原則
10の原則は、このような原則ですね。
正直、特別な秘密のようなことはないと思います。
簡単なことではないかもしれませんが、誰も知らない秘訣、コツというものでもないでしょう。
本書を読んで、印象に残ったのは、最後の2つ、
9.常に最高を追求すること
10.誠実であること
ですね。
これは、本書を通じて、繰り返し出てくる話です。
この2つができると、ビジネスや仕事、人生でも変わってくるのだろうと思います。
ビジョン
「企業文化は多くの要素から作られる。中でも、はっきりとしたビジョンは最も重要な要素のひとつだ。リーダーは、何が一番重要なのかを誰にでもわかるように何度も伝えなければならない。私の経験では、それができるのが偉大な経営者だ。」(p.168)
一番重要なことをわかるように伝える
ビジョンをわかるように伝える。
それができないと、どこに向かうのかがわかりません。
向かうところがわからないのに、行動することは難しいですよね。
ディズニーが、どこに向かおうとしているのか。
アイガー氏が示したことを実践しようとしているというのがわかります。
取り入れたいと思ったこと
過去より未来が大切だ。
これも、本書で何度か出てくる話です。
過去を責めたところで変わりません。
変えられるのは未来。
多くの人がわかっているとは思いますが、忘れてしまいがちなことではないでしょうか。
未来をどう作るのか、考えたいですよね。
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NETFLIXは、採用などに特徴があると言われるなどしています。
文化が独特ということも言われるなどもありますね。
そんなNETFLIXを創業した共同創業者で初代CEOのマーク・ランドルフ氏が、NETFLIXの立ち上げなどについて書かれています。
創業などに興味がある方は、面白く読むことができると思います。
『ディズニーCEOが実践する10の原則』ロバート・アイガー
ウォルト・ディズニー・カンパニー会長・元CEOのロバート・アイガー氏が、自身の「立身出世」などについて書かれています。
その話、物語も興味深いですが、仕事の姿勢なども学ぶところがあると思いました。
多くのことが学べる一冊です。読んでおきたい本ですね。
おすすめ度
★★★★☆(★4.5)
ウォルト・ディズニー・カンパニー会長・元CEOのロバート・アイガー氏の著書です。
仕事の考え方や姿勢などが学べます。
ビジネスパーソンや経営者の方が読まれると、参考になる一冊です。
おすすめしたい方
ビジネスパーソン。
経営者。
『ディズニーCEOが実践する10の原則』ロバート・アイガー
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
9.常に最高を追求すること
10.誠実であること
誠実ですか?