『15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと』正田 圭
起業から学んだこと
著者の正田圭氏は、15歳で起業したそうです。
その起業の経験から学んだことについて書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「起業は、自分だからこそ同業者の中でトップ1%に入れるというロジックと、今だからこそ世の中にこの事業は受け入れられるというロジックの二つが合わさり、初めて勝算が見えてきます。」(p.167)
勝算を考える
同業の中で、どうやって差別化していくのか、そして、今この事業はうまくいきやすいのか、そういったことを考えて、勝算を考えるということです。
もちろん、自分ができるのかどうかといったことも考える必要がありますよね。
そういったことを、感情だけではなく、論理的に考えてみる。
これができると、起業して、事業がうまくいきやすいということになります。
勉強
「会社が大きくなれば、それにつれて環境も変わり、経営のスタイルもそれまでとは違ったものが求められます。となると、やはりトップである自分も変わっていかなくてはなりません。会社の成長に合わせて自分も成長していかないと、会社経営を続けることはできないのです。そこで必要なのが、勉強です。」(p.174)
経営の勉強をする
会社も成長すると、必要な知識が変わってきますね。
そこで、必要なのが勉強ということです。
本書では、公認会計士の勉強をすると、役に立つということでした。
それだけで十分ではないとも思いますし、それぐらいは知っておく必要があるということなのだろうとも思います。
いずれにしても、経営の知識は必要だと思うので、やはり勉強は大切でしょう。
取り入れたいと思ったこと
実践と勉強。
勉強は大切ですが、実践で成果をあげるために勉強するわけです。
勉強が主ではなく、手段ですよね。
勉強しつつ、実践していきたいものです。
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『15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと』正田 圭
起業のイメージは、いろいろあるかもしれませんね。
本書を読むと、また違ったイメージも持てるかもしれません。
著者が経験から学び、勉強から学んだことなどがわかります。
おすすめ度
★★★★☆
15歳で起業した著者が、学んだことについて書かれています。
経験が書かれているので、楽しめるのではないでしょうか。
経営やビジネスとはどういうことかを考えてみたい方が
読まれると、おもしろいかもしれません。
おすすめしたい方
起業したい方。
起業家、経営者。
『15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと』正田 圭
今日の「ビジネス書をチカラに!」
勝算を考える
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