『遺言 日本の未来へ』 日経ビジネス (編集)
遺言
本書では、経済界、政界、文化界などで戦後の日本を支えた人物31人に、日本の未来への「遺言」を聞いたものをまとめられています。
先人の考え方を知ることができたので、読んで良かったです。
▼ ここに注目 ▼
「他人の価値観に依存しても仕方ない。だから自分で考える。でも自分に固執すると、今度は時代から置いていかれたり、身勝手になったりする。禅問答みたいだけれど、要は他人の立場に立って、世の中の変化を自分の目で見続けていくこと。それしかないよね。」(p.112)
自分と世の中
これは、セブン&アイ・ホールディングス会長兼CEOの鈴木敏文氏の言葉です。
自分と世の中をよく見て考えて動く。
言われてみれば当たり前のようなことですが、これをやる。
結局、こういうことになりますよね。
つまり、変化対応ということです。
どういう思いで生きるか
「80年余りの人生の中で、「人はみんな幸せに生きていけるんです。どういう思いで生きるかによって、人生は変わってきます。どなたでも、素晴らしい人生が実現できるんです」と話します。」(p.385)
どういう思いで生きるかで変わる
京セラ創業者の稲盛和夫氏の言葉です。
どういう思いで生きるかで、人生は変わる。
こういう話をされるそうです。
この遺言でも、同様の話をされています。
大切なことですね。
▼取り入れたいと思ったこと
他にも、経営者の方がヒット商品の作り方などについて、語られるなどしていました。
そういったことを含めて、先人の話を読むことができました。
見習いたいと思います。
遺言 日本の未来へ
遺言 日本の未来へ、ということで、経済界、政界、文化界などで戦後の日本の重要人物31人が、日本の未来に向けて「遺言」を語られています。
先人が重要と考えていることがわかるので、読んでみると有益だと思います。
読んでみてください。
わたしは、読んで良かったです。
▼ あわせて読みたい ▼
『稲盛和夫の経営問答 従業員をやる気にさせる7つのカギ』
稲盛和夫(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
先人から学びたい方。
ビジネスパーソン。
★『遺言 日本の未来へ』 日経ビジネス (編集)
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
どういう思いで生きるかで変わる
⇒ どういう思いで生きていますか?