『心。』稲盛和夫
『心。』の目次
◎ 人生のすべては心が映し出す
◎ よいときも悪いときも感謝の思いで受け止める
◎ 利他の思いから行動すれば、自らのもとに返ってくる
◎ その瞬間に「できる」と思えば実現できる
◎ 高い目標を実現するには思いを一つにすること
◎ 従業員の心が変われば、会社は劇的に変わる
◎ 正しい判断は〝魂〟がもたらしてくれるもの
◎ リーダーにふさわしいかは「心根」で決まる
◎ 真我に近づけばありのままの真実が見えてくる
◎ すべて心に始まり、心に終わる
人格が変わることで
稲盛和夫氏が、「心」について書かれています。
心や人格が変わることが、結果なども変えていく。
そんなことがわかる一冊です。
『心。』稲盛和夫。ここに注目・言葉・名言
「心を浄化し、美しくするためのもっともよい方策とは何かといえば、それはいま目の前にあるなすべき仕事に全精力をかけて没入することです。」(第1章)
心を変えるには?
心が変われば、行動が変わり。。。
という言葉があります。
たしかにそうなのかもしれません。
しかし、どうしたら、心を変えられるのか。
仕事に没入することだと、稲盛氏は言います。
利他の精神で仕事を行う。これが、心を変えていく。
というようなことも、稲盛氏は言われています。
心を変えたいのであれば、仕事をすることが良いということですね。
『心。』稲盛和夫。真我に至る
「心をひたすらに磨いていって、真我そのものの意識になることができたら、この世のあらゆることが瞬時に理解できるはずです。
いわゆる悟りにいたった人は、この真我にまで到達しています。その境地にまでいけば、この世のすべての真理が手にとるようにわかり、また自分が思うような現実をつくりだすことができるのです。」(第4章)
真我に至ると
真我に至ると、あらゆることが瞬時に理解できるということです。
そのようなところまで行けると、自分が思い描いた現実をつくりだすことも容易になるでしょう。
真理の道を進んでいく。
これが、実現力をつけていくということなのでしょうね。
取り入れたいと思ったこと
人格を磨くこと。
この大切さが、改めてわかりました。
少しずつ磨いていきたいと思います。
『心。』稲盛和夫の感想
まず、稲盛氏の本は、何冊か読んでいます。
大筋で言われていることは、同じと言って良いと思います。本書も、基本的には同じことを書かれています。
しかし、まだまだできていないと、本書を読んで、また思いました。
本書『心。』でも、人格を磨いて真我に至ることは、簡単なことではないと書かれています。
とは言え、もう何度も読んでいるわけで、もう少しできるようになりたいものだなと思います。
真我や真理に近づいていけるように、真理の道を進んでいきたいと思いました。
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『企業経営の要諦 稲盛和夫経営講演選集 第6巻 』稲盛 和夫
『企業経営の要諦 稲盛和夫経営講演選集 第6巻 』稲盛 和夫 - ビジネス書の書評ブログ:ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらは、京セラ創業者の稲盛和夫氏の講演をまとめたものです。
とくに、企業経営について書かれています。
経営者の方が読んでおきたい一冊ですね。
これまでに、稲盛和夫氏の本を読んでいる方には、重複していることもあります。
それでも、まとまった一冊として読んでみると良いですね。
『心。』稲盛和夫
心を変える、心を磨く。
そのために、どうすると良いのか。
仕事が一番良いということですね。
それは、他人のためになるからなのだろうと思います。他人のために仕事をしていくことで、自分が磨かれていく。
人格を磨きたいという方が読んでおきたい一冊です。
おすすめ度
★★★★☆(★4.5)
心を磨きたい方は読んでおきたいですね。
稲盛和夫氏が、どのような経験や考えから、心や人格を磨くことを大切にするようになったのかなどがわかります。
読んでみてください。
おすすめしたい方
心を磨きたい方。
ビジネスパーソン。
『心。』稲盛和夫
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
心を変えるには、仕事に真剣に取り組むこと
人格を磨く