経営における直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍。
経営における判断。
その際に、直感で発想し、論理で検証、哲学で跳躍ということが書かれています。
『直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍』
目次
序 章 ロジカルシンキングから「直感・論理・哲学」へ
第1章 決断に至る三つのステップ
第2章 直感、論理、哲学、すべてを使う
第3章 直感が、発想を豊かにする
第4章 直感を刺激し、直感を回転させる
第5章 検証のベースは、論理
『直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍』のここに注目・言葉・名言
「決断の本質は、この最後の跳躍にある。いきなり浅慮のままに跳躍するのではない。それは無謀というものである。考え抜いた果ての跳躍、それが決断である。」(p.43)
「(知的)判断=発想+検証」
判断=発想+検証
判断というものは、発想+検証だろうということです。
発想+跳躍のようにも思いますね。
判断の後に、実際に実行して検証するということがあると思うので。
どちらにしても、判断には発想の段階があります。
そして、それは、直感的に行うもので、その直感は、これまでの経験や、論理的な思索のあとに来る。
そのような思索のあとに来たものが、うまくいく直感になりやすいということです。
どんな発想が「いい発想」か?
「1 発想の大きさ
2 発想の奥行き
3 発想の意外さ」(p.94)
いい経営につながるいい発想とは?
いい経営につながるいい発想とは、上の3つのような条件のいくつか、あるいはすべてを満たしたものということです。
小さい発想だと、小さい経営になってしまいそうですよね。
奥行きは、少し難しいですが、展開の可能性ということとのこと。
また、意外さは、そんなバカなと思うようなアイデアということです。
こういった3つもしくは複数を満たした発想は、いい経営につながりやすいということです。
思ったこと
発想などについて参考になりました。
わたしがだいたい考えていたことと同じように思えたというか、頭の整理に良かったです。
3つのような条件で考えたいです。
あわせて読みたい
『優れた発想はなぜゴミ箱に捨てられるのか?』岸良裕司
『優れた発想はなぜゴミ箱に捨てられるのか?』岸良裕司 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ
こちらは、イノベーションを実現する3つのステップが書かれています。
イノベーションをどうやって創造して、伝えて、実現していくのか。
こういったことがわかりますね。
ということで、イノベーションを実現したい方は、こちらも読んでみてください。
『直感で発想 論理で検証 哲学で跳躍』伊丹敬之
経営などの、発想や判断などについて書かれています。
このあたりに興味がある方が読まれると、参考になりますね。
自分はどうやって発想や判断しているのかを考えながら読むと、本書を活かすことができると思います。
おすすめ度
★★★★☆
経営における、発想、検証、跳躍といったことが書かれています。
どのように考え発想して、検証していくのか。
そんなことに興味がある方が読まれると、参考になることが見つかるはずです。
おすすめしたい方
経営者。
ビジネスパーソン。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
判断=発想+検証
どのように判断、発想していますか?