アイデアやコンセプトを考える際の、50の思考法が紹介されています。
コンセプト、アイデアで、仕事もその結果も変わってきますよね。
そんな思考法が50個紹介されています。
『ニューコンセプト大全 仕事のアイデアが生まれる50の思考法』電通Bチーム
目次
chapter.1 「個人的」が生むニューコンセプト11
chapter.2 「壁」を越える&壊すニューコンセプト14
chapter.3 「逆」を行くニューコンセプト13
chapter.4 「既存」を最高に生かすニューコンセプト12
『ニューコンセプト大全』のここに注目・言葉・名言
「「ストーリー・プロトタイピング」は何よりおトク。
AI搭載◯◯、新薬配合◯◯、世界初◯◯……実際にプロトタイプをつくれば莫大なお金がかかりますが、「ストーリー・プロトタイピング」には
(それほど)お金がかかりません!紙とペン、パソコンやスマホがあれば、時間が許す限りいくらだって、ストーリーの試作品を作れます(書けます)。」
(p.155)
ストーリー・プロトタイピング
ストーリー・プロトタイピングは、どんな人のために、どんな形で商品化すれば喜んでもらえるか?みんなをハッピーにできるか?ストーリーを考えるということです。
そうやって物語を作って行って、アイデアを考えるのが、ストーリー・プロトタイピングということです。
誰がどんな商品で喜ぶか。
ここを考えて、喜びの物語を考えてみる。
お金もあまり掛からず、比較的簡単にできそうですよね。
脱ガチ思考
「ディープなファンしか楽しめない「ガチ」から離れ、気軽に楽しんでもらえるサービスが大勢のファンを呼ぶ。」(p.217)
簡単に気軽に楽しめるようにする
ガチ、本気の人が楽しめる、マニアックなもの。
そういうものは、本気の人やそのことを大好きな人には良いですよね。
しかし、そういうマニアのような人は多くはありません。
だから、簡単に楽しめるものを考えてみる。
そこから、多くの人が楽しめるサービスや商品のアイデアが出てくるということです。
こんなちょっと力を抜いた感じのものを考えてみるというのも良いですよね。
取り入れたいと思ったこと
「遊び」を取り入れるということが紹介されていました。
こちらも、ガチとは違った、導入に使えそうですよね。
入り口は遊びを取り入れて、そこから他の商品やサービスにつなげていくというのが良さそうですね。
あわせて読みたい
『コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法』山田壮夫
『コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法』【感想】 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ
『コンセプトのつくり方』では、コンセプトのつくり方が書かれています。
電通の発想法ということで、発想法も紹介されています。
コンセプトの作り方や発想法に興味がある方が読まれると、参考になると思います。
『ニューコンセプト大全 仕事のアイデアが生まれる50の思考法』
新しいコンセプトやアイデア。
それらを考える際の思考法が50個紹介されています。
どちらかというと気軽に考えられる方法が多かったように思います。
それでも、アイデアが出て、うまくいくのであれば、それで良いですよね。
ということで、アイデアなどを考えたい方が知っていると、アイデアが出やすくなると思います。
おすすめ度
★★★★☆
ニューコンセプト大全ということで、コンセプトやアイデアの発想法などがまとめられています。
お手軽にできる方法が多めです。
発想法を知りたい方が読まれると、参考になるものが見つかるはずです。
おすすめしたい方
アイデア発想法を知りたい方。
ビジネスパーソン。
『ニューコンセプト大全 仕事のアイデアが生まれる50の思考法』
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
ストーリー・プロトタイピング
商品のストーリーを考えてみる