『投資の一流、二流、三流』北川 邦弘
本の目次
1 一流の「投資の方法」とは?(暴落時の行動―三流は、暴落に失望していて換金し、二流は、我慢してコツコツ投資を続け、一流は、何をする?
株を選ぶとき―三流は、自社株にのみ集中投資し、二流は、好きな企業に投資し、一流は、何に投資する? ほか)
2 一流の「情報収集と整理」とは?(相場のこと―三流は、読めると過信し、二流は、読めないことを知っており、一流は、何と考えている?
見ている数字―三流は、買った値段、二流は、売れる期待値、一流は、何を見る? ほか)
3 一流の「分散投資」とは?(分散に関して―三流は、気ままで、二流は、分散投資を心がけ、一流は、何をする?
使わないお金の保管先―三流は、好きな銀行に積んでおき、二流は、複数の銀行に分散し、一流は、どこに? ほか)
4 一流の「マインド」とは?(自分の感情に―三流は、気づかず、二流は、流され、一流は、どうする?
投資する金額―三流は、限界知らず、二流は、小出しにし、一流は、何をする? ほか)
5 一流の「ライフスタイル」とは?(自宅の見方―三流は、資産と思っていない、二流は、終の住まいとしがみつき、一流は、どう考える?
物件―三流は、ワンルームマンションを、二流は、木造アパートを、一流は、何を買う? ほか)
投資
投資のコツは、なかなかわかりにくいことかもしれません。
本書では、投資家の考え方を、一流、二流、三流と三つのタイプで紹介しています。
投資家の考え方を知りたい方が読まれると、参考になると思います。
ここに注目・言葉・名言
「三流は、暴落に失望していて換金し、
二流は、我慢してコツコツ投資を続け、
一流は、何をする?」(p.20)
暴落時の一流の行動は?
金融市場が暴落している。そういうときに、一流はどう行動するか?
ここがわかると、違ってきますよね。
わかっている人は、わかっていることでしょうし、そう行動していると思います。
わからなくて知りたい方は、本書を読んでみてください。
分散に関して
「三流は、気ままで、
二流は、分散投資を心がけ、
一流は、何をする?」(p.92)
分散投資が大切と言われるが
分散投資が大切と言われます。一つのカゴに卵を盛るな、と言われますね。
ただ、一流は、集中投資に邁進するということです。
ある程度、集中しないことには、大きなリターンがない。こういうことがわかっているから集中投資なのですよね。
こういう真似ができないなら、長期のコツコツ投資が良いですね。
考え方が違うから行動が違って、結果が変わる
それぞれ考え方が違うというのがわかります。
考え方が違うことで、行動が違っていって、結果が変わる。
考え方が、結果につながっている。
そんなことが、投資の考え方の違いでわかりますね。
取り入れたいと思ったこと
また、どんな本を読むかについても書かれていました。
一流は、歴史書を読むということです。
たしかに、歴史からも学びたいですよね。
ということで、歴史の本も読みたいですね。
あわせて読みたい
『投資バカの思考法』藤野英人
藤野氏の投資の思考法について書かれています。 投資は方法もありますが、その前に考え方というのがありますね。 方法に思考が反映されやすいところがあると思います。 投資について考えたい方が読まれると、参考になると思います。
投資の考え方『投資バカの思考法』藤野英人 - ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらの本も、投資の思考法が書かれています。
投資の考え方、思考法について知りたい方は、こちらも合わせて読んでみてください。
『投資の一流、二流、三流』北川 邦弘
投資の一流、二流、三流。
考え方が違うというのがよくわかります。
考え方が違うから、行動が変わって、結果が変わる。
では、どんな考え方をするのかを知りたい方は、本書を読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
投資の考え方、思考法について書かれています。
なるほど違うというのが、読んでみるとわかりますね。
投資の一流の思考法を知りたい方に、参考になると思います。
おすすめしたい方
投資に興味がある方。
ビジネスパーソン。
『投資の一流、二流、三流』北川 邦弘
今日の「ビジネス書をチカラに!」
一流は、集中投資
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