『47原則―世界で一番仕事ができる人たちはどこで差をつけているのか?』
服部 周作
本の目次
■先手を打つ
■平常心を保つ
第2章
■コミュニケーション上手になる
■共感する
■生産性を高める
■持続的な成長を実現する
おわりに
仕事の原則
本書は、マッキンゼーのコンサルタントの方が、仕事の原則についてまとめられた本です。仕事ができる人たちが考えている原則がわかります。
ここに注目・言葉・名言
「資料作成に限らず、重要なことに集中する姿勢はキャリアを積んでいくうえでも大切です。あなたが昇進を狙っているのであれば、目指すポジションで期待されるスキルや考え方を集中的に身につけなければなりません。」(p.35)
重要なことに集中する
まずは重要なことが何かを知る。ここをできてから、重要なことに集中するということですね。
重要ではないことに力を入れても、成果が上がらないといったことになってしまうでしょう。やはり、重要なことに力を入れたいですよね。
プロセスではなく、成果に目を向ける
「始業時に行う「チェックイン」で、その日やるべき仕事をチームと一緒に確認し、終業時か午後5~6時に行う「チェックアウト」では、1日の成果を確認します。所要時間は10分間ほどです。
このプロセスを取り入れると“活動”ではなく“成果”に焦点を当てて、仕事に取り組まざるを得なくなります。」(p.187)
チェックイン、チェクアウトで、成果に目を向ける
やるべき仕事を確認して、成果を確認する。何ができていて、何ができていないかを確認すると良いですよね。
わたしも、やっています。わたしの場合は、夜にまとめてやってしまっていますが。次の日のことも考えておいて、始業時からは、それらをすぐに始めるように
しています。
いずれにしても、その日の目標・成果を考えて行動したいですね。
終わり良ければ、すべて良し
終わり良ければ、すべて良しと言います。最後の成果が大切ですよね。
そのためには、スタートが肝心になります。スタートがスムーズに行かないと、
あとから挽回しないとならなくなります。だから、スタートをスムーズに行かせるようにすると、比較的仕事がうまく進みやすいですね。
取り入れたいと思ったこと
報告書をまとめることの大切さが書かれていました。
仕事が終わって、報告書をまとめる。これは、頭の整理に良いということです。仕事の成果や仕事で学んだこと、失敗したこと、苦労したことなどをまとめておくと、次に活かせるというのもあるでしょう。
報告書、作業完了書も書いておきたいですね。
あわせて読みたい
『外資系コンサルの知的生産術 プロだけが知る「99の心得」』山口周
外資系コンサルの山口周氏が、知的生産術の心得などについて書かれています。 知的生産を行う前や行う際に、こういうことを知っておくと、知的生産の質が上がる。 そういうことがわかります。 知的生産術の心得などを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
『外資系コンサルの知的生産術 プロだけが知る「99の心得」』山口周 - ビジネス書をビジネスのチカラに
コンサルの知的生産の技術がまとめられています。こちらも、アウトプットの大切さが書かれていますね。
やはり、成果が大切ですよね。そして、その前に、重要なことが何かを見極めることが大切です。
ということで、こちらも合わせて読んでみてください。
『47原則―世界で一番仕事ができる人たちはどこで差をつけているのか?』服部 周作
仕事。
原則や基本がありますね。
それをわかった上で仕事をすると、成果が出やすくなるでしょう。わからないと、結構苦労していしまいますよね。
ということで、仕事の原則を知りたい方は、読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
仕事の原則を47個まとめられています。
マッキンゼーの人たちから聞くなどして集めて、原則ということです。
仕事の原則を知りたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
仕事の原則を知りたい方。
ビジネスパーソン。
『47原則―世界で一番仕事ができる人たちはどこで差をつけているのか?』
服部 周作
今日の「ビジネス書をチカラに!」
重要なことに集中する
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