『マッキンゼー CEOエクセレンス: 一流経営者の要件』

『マッキンゼー CEOエクセレンス: 一流経営者の要件』ということで、一流経営者の要件について書かれています。

「マインドセット」と「6つの行動習慣」を教えてくれています。

マッキンゼー　ＣＥＯエクセレンス　一流経営者の要件

作者:キャロリンデュワー,スコットケラー,ヴィクラムマルホトラ
早川書房

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マッキンゼー　CEOエクセレンス一流経営者の要件 [ キャロリン・デュワー ]

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『マッキンゼー CEOエクセレンス: 一流経営者の要件』

『マッキンゼー CEOエクセレンス: 一流経営者の要件』

キャロリン・デュワー、スコット・ケラー、ヴィクラム・マルホトラ

「方向を定める」ためのマインドセットー大胆であれ
「組織を整合させる」ためのマインドセットー業績を重視するのと同じように人を重視せよ
「リーダーを動かす」ためのマインドセットーチーム心理を紐解け
「取締役会を引き入れる」ためのマインドセットー事業に役立ってくれるよう取締役会を支えよ
「ステークホルダーと連携する」ためのマインドセットー「なぜ？」から始めよ
「自身のパフォーマンスを最大化する」ためのマインドセットー自分にしかできないことをせよ

『マッキンゼー CEOエクセレンス』ここに注目・言葉・名言

ベストなCEOをそれ以外のCEOと分かつものは何か?

「この取り組みでまずはっきりしたのは、セント・マイケルズで開催されたリーダーシップ・フォーラムでゲストスピーカーたちが話していた「三つ」のCEOの役割より、実際の責務ははるかに多かったことだ。今回の調査の結果、CEOが主に果たすべき「六つ」の責務が明らかになった。それらは「方向を定める」、「組織を整合させる」、「リーダーを動かす」、「取締役会を引き入れる」、「ステークホルダーと連携する」、「自身のパフォーマンスを最大化する」の六つである。また、これらの責務には、それぞれにより細分化されたサブカテゴリーの要素もあった。たとえば、「方向を定める」では、ビジョンを描く、戦略を決定する、経営リソースを配分するといったサブカテゴリーが含まれる。「組織を整合させる」では、企業文化、組織設計、人材強化といったことが関連してくる。他の四つも同様だった。」（p.22-23）

ベストなCEOをそれ以外のCEOと分かつものは何か?

「方向を定める」、「組織を整合させる」、「リーダーを動かす」、「取締役会を引き入れる」、「ステークホルダーと連携する」、「自身のパフォーマンスを最大化する」

これら６つが、エクセレンスCEOには必要ということです。

それぞれは言われてみれば、当たり前のように思います。

ただ、これら６つをすべて十分に行うことは、簡単ではないかもしれません。

方向を定めるために

「「ゲームを再定義する」ためのビジョンは、それが現実となったあとではわかりきったもののように見えるが、正しいビジョンを描くのは想像以上に難しい。企業の栄枯盛衰の研究家を認するヘイスティングスは、次のように指摘している。「興味があるものは何か、追い求めるものと守りたいものは何であるかは、必ず明確にすべきです。しかし、それらを一向に正しく明確化できない企業もあります」。本章の後半では、ベストなCEOは自身の組織において、「ゲームを再定義する」ためのビジョンをいかにして正しく描いているのかを探っていく。
ベストなCEOたちは･････

・共通部分を見つけて膨らませる
・金銭面よりも大事なものがあることを忘れない
・将来に目を向けるために過去を振り返ることを恐れない
・ビジョンを実現する取り組みに多くの社内リーダーを巻き込む」
（p.39）