『統計学が最強の学問である』西内 啓
- 作者: 西内啓
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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統計学
統計学について書かれています。
統計をビジネスに活かす。その考え方などについて書かれています。
▼ ここに注目 ▼
データをビジネスに使うための「3つの問い」
「【問1】何かの要因が変化すれば利益は向上するのか?
【問2】そうした変化を起こすような行動は実際に可能なのか?
【問3】変化を起こす行動が可能だとしてそのコストは利益を上回るのか?」
(p.059)
データをビジネスに使う
上記のような3つのことに答えられると、ビジネスにおいて利益を向上させられることを行えると思います。
データに限らず、こういうことを考えるのが、行動を起こす前には考える必要があるでしょう。
それが仮説だとしても、こういうことを目指してうまくいったかいかないかを確かめると、次に生きてくるでしょうから。
ビジネスにおいて解析すべき指標は?
「だからビジネスにおいて解析すべき指標は、直接的な利益か、あるいはそこに至る因果関係の道筋が明らかな何か、ということになる。」
(p.089)
解析するのは何か?
直接的に利益になるかどうか?もしくは利益の向上につながるものは何か?ということを探す。
こういうことですね。
上の3つの問いに答えられれば、利益は増えるでしょうし、そういう行動を探すことが、ビジネスの価値を高めることにつながるということが言えるでしょう。
▼取り入れたいと思ったこと
利益につながっているか?
これを考えると、行動が変わってくるでしょう。
つながっていないなら、変える必要がある。
それをデータや統計で行う。その考え方がわかる本ですね。
まずは、今の行動が利益につながっているか、考えたいところです。
統計学が最強の学問である
学問として最強かどうかが書かれているというわけでもないような本です。
統計を使って、ビジネスでどのように利益を増やす方法を見つけるか、といったことが書かれています。
これから統計やデータをビジネスに活用したい。
そういう方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『ヤバい統計学』カイザー・ファング(著)
『シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」』
ネイト・シルバー(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
統計を使って、ビジネスでどのように利益を増やす方法を見つけるか、
といったことが書かれています。
これから統計やデータをビジネスに活用したい。
そういう方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
統計をビジネスに活かしたい方。
ビジネスパーソン、経営者。
★『統計学が最強の学問である』西内 啓
★【今日の「本をチカラに!」
利益向上のために、統計やデータを使う
⇒ その行動は利益につながっているか?