『フレームワークで人は動く』清水 久三子
人が動くようになるには?
人が動くようになるには、どうしたら良いのでしょうか?
本書では、人が動くようになるフレームワークを紹介しています。
▼ ここに注目 ▼
「●人を動かす……課題を達成するために、問題の解決にあたってもらう
つまり、人を動かすには、「課題」をきちんと伝え、動く(問題解決にあたる)ことの意義を理解してもらう必要があり、そのためにはまず「課題」が設定されている必要があるのです。解決すべき問題をあぶり出すのは、それからでも遅くはありません。」(p.18)
課題を設定し、問題解決に動いてもらう
課題とは、現状とあるべき姿のギャップで、このギャップを埋めるために動くということです。
そして、まずは、課題を設定することが先ということです。
あるべき姿を描く、理想を描くところ、これをまずはしないと、どうしたら良いかの話にもなりにくいですから、必要ですね。
コト系フレームワーク、ヒト系フレームワーク
そして、このように人に動いてもらうために、コト系フレームワーク、ヒト系フレームワークという2つのタイプのフレームワークを使うということです。
それぞれのフレームワークの詳細は、本書を読んでみてください。
3つのギャップを埋める
1 コミュニケーション・ギャップ
2 マインド・ギャップ
3 スキル・ギャップ
動いてもらって、問題を解決するために
問題解決、課題の達成のために、3つのギャップを埋めると良いということです。
これらのギャップを埋めることで、実現するとのこと。
わからないをわかったにして、やりたくないをやりたいに変えて、できないをできるにする。
ここまでやってできれば、課題を達成できるでしょう。
人が動いて、あるべき姿に至る。
それには、ここまで行う必要があるということです。
では、具体的には、どうやってギャップを埋めるのか。知りたい方は、本書を読んでみてください。
▼取り入れたいと思ったこと
わからないからやれない、そしてその結果としてできない。
こういうことはありますね。
人が動かない理由は、わからないからというのはあると思います。
本書のフレームワークを使って、ギャップを埋めて、できるようにしたいものです。
フレームワークで人は動く
人を動かすための考え方、フレームワークについて書かれています。
どうしたら人が動いて、課題を達成できるのか。
こういうことに興味がある方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
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▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
チームや組織で課題を達成したい方。
経営者。
★『フレームワークで人は動く』清水 久三子
★【今日の「本をチカラに!」
課題を設定し、問題解決に動いてもらう
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